一般的に、閉経を境とした前後の約5年間(約10年間)が更年期と呼ばれます。
この時期は女性ホルモンのバランスが乱れやすいので、個人差はありますが肌にも悪影響が出る場合があります。
肌育美容家の筆者が、更年期に起こりやすい肌の変化とその対策、おすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。
️■ライフサイクルによってスキンケアの見直しを
女性は初潮を迎えてから、妊娠や出産、更年期と、何度かライフステージに大きな変化が起こります。
その度にホルモンバランスが乱れやすくなるので、肌の調子の悪さを経験している人も多いのではないでしょうか。
一番わかりやすいのが、ほぼ毎月起こる「月経」です。
「エストロゲン(卵胞ホルモン)」が優位の時期は肌の調子も良いのですが、月経前に「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が増えると吹き出物ができやすくなったり、乾燥しやすくなったりしますよね。
更年期はこの2つのホルモンバランスが乱れ、徐々に分泌される量も減っていきます。急激に年齢肌を感じた場合、更年期のホルモン状態が関係しているかもしれません。
だからこそ、更年期は外側から美容成分を補うスキンケアが大切になります。
■更年期を迎える前にできる!40代から始めるスキンケア
更年期を迎える準備として、40代になったらエイジングケアに特化したスキンケアアイテムを取り入れていきましょう。
40・50代の肌変化で起こる悩みはシワ、シミ、たるみ、乾燥、くすみなど。筆者は、以下の3つのポイントにこだわってアイテム選びをしています。
・肌の土台を整える
・エイジングに特化した美容成分
・スキンケアが簡単になる
上記のポイントを満たすおすすめアイテムを3つご紹介します。
(1)アスタリフト ジェリー アクアリスタ/アスタリフト
肌の土台を整える先行美容液。年齢を重ねた肌には、ブースター効果が期待できるスキンケア製品がおすすめです。
ジェリー状なので顔に塗りやすく、季節を問わず使えるのが嬉しいポイント。「ナノセラミド」配合で、その後に使うアイテムの浸透をサポートします。
(20g 通常購入税込価格4,510円/40g 通常購入税込価格9,900円/60g 税込価格13,200円)
(2)エンリッチ メディカリフト クリーム/ドクターシーラボ
年齢肌にアプローチする「純粋レチノール」配合のリッチなクリームです。クリームの総合力で実感をもたらしてくれるのは、ドクターシーラボならでは。
純粋レチノールは、ハリ不足や顔全体のくすみケアなどにも対応してくれるので、更年期世代のエイジングケアにぴったりです。
レチノールは少しハードルが高いと思っている人でも、こちらのアイテムは全顔に塗布できるので使いやすいでしょう。
(8g 通常購入税込価格3,300円/28g 通常購入税込価格9,900円)
(3)薬用 リンクル美コルセットゲル/プリオール
仕事や家事、育児に忙しい更年期世代は、スキンケアさえも面倒になりがちです。そんな時は、オールインワンに頼るのもかしこい方法。
こちらのアイテムを両手いっぱいにつけて、フェイスラインからこめかみに向かって引き上げるように塗布しましょう。
肌がピンッと張ったような印象になるので、ひとつのアイテムだけでもきちんとケアをしたという安心感があります。「ナイアシンアミド」配合で、シワ改善も期待できます。
(90g 税込価格7,480円/つけかえ用90g 税込価格6,820円(編集部調べ))
40代は、「閉経」という大きなイベントに向けて身体が準備を始めます。その影響により、肌も荒れがちに。スキンケアは早めの対策がカギとなるので、一つずつ自分に合うものを見つけていってください。
※各商品の情報は記事公開時のものです。
(肌育美容家 今泉 まいこ)
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【参考】
※更年期障害の原因 – 久光製薬
※年齢とともに変化!女性ホルモン – あすか製薬
※アスタリフト ジェリー アクアリスタ – アスタリフト
※エンリッチ メディカリフト クリーム – ドクターシーラボ
※薬用 リンクル美コルセットゲル – プリオール