白米は糖質が多いことから、最近ではあまり食べない方も増えてきましたね。ですが、「お米が好き!」という方も多いのではないでしょうか?
好きなものを我慢するストレスに耐えるより、美味しく食べることのほうが大切です。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して19年の美養フードクリエイターである筆者が、白米の太らない食べ方を4つご紹介します。
■バランスが大切
摂り過ぎた糖は、脂肪として蓄積されてしまうため、ごはんやパンなどの糖質を控える方が多くなりました。
ですが、主食を控えた食事は、満足感にかけるため、脂っこいものや味の濃いものを多く食べてしまったり、おやつにお菓子をたくさん食べてしまったりして、糖質制限をすることで、食事のバランスが崩れてしまうこともあります。
白米ばかり食べるのではなく、白米とおかずをバランスよく食べることで栄養のバランスが整い、満足感のある食事になりますから、食べないのではなく、バランスよく食べることを心がけましょう。
■太らない白米の食べ方4つ
(1)炊き込み飯にする
ひじきやゴボウ、豆など、食物繊維が豊富なものと合わせた炊き込みご飯は、同じお茶碗1杯でも、白米だけを食べるより食物繊維を多くとることができます。
食物繊維には糖の吸収を穏やかにする働きがありますから、白米と合わせることで太りにくいごはんになります。
炊き込みが面倒な方は、混ぜご飯でもOKです!
(2)海苔と食べる
海苔などの海藻は、水溶性食物繊維の塊のような食材です。
水溶性食物繊維は、糖の吸収を穏やかにし、腸内善玉菌のエサとなる働きもありますから、ごはんに海苔やとろろ昆布を添えて食べるとよいでしょう。
(3)酢飯にする
酢には、糖の吸収を穏やかにする働きがあります。
炊き立ての白米に、赤酢や黒酢など、酸味の少ないお酢を少し混ぜ、酢飯にして食べることで、白米の糖の吸収を穏やかにする効果が期待できます。
また、酢には、カルシウムの吸収を促す、血液を良い状態に保つなど、ダイエット以外の健康効果もありますから、積極的にとりたい調味料です。
(4)最後に食べる
「お米を食べるなら、白米が食べたい!」という方は、食事の最後にごはんを食べるようにしましょう。
野菜のおかずなどで、先に食物繊維を摂っておくことで、糖の吸収を穏やかにできます。また、ある程度満腹感がある状態であれば、ごはんの食べすぎ予防にもなります。
好きなものを我慢するダイエットは、長続きしなかったり、ストレスが溜まってリバウンドしてしまったりと、良いことはありません。食べ方に一工夫して、ストレスフリーにダイエットを続けたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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