「痩せて理想の体になりたい！」と思い、食事制限や運動を頑張る方も多いのではないでしょうか？
ただ、誤った方法を続けても、なかなか思うような結果は出ません。
現役パーソナルトレーナーである筆者が、40・50代の女性が痩せないときに試してほしい、ダイエットのポイントをご紹介します。
■痩せないときに試したい3つのポイント
理想の体を目指して痩せようと努力しているのに、なかなか結果が出ないのはつらいですよね。
もしかすると、結果が出ない原因は「努力の方向性」を間違えているからかもしれません。
「なかなか痩せない」とお悩みの方は、以下の3つを意識してみましょう。
(1)摂取カロリーを把握する
まずは、1日の摂取カロリーを把握しましょう。
糖質制限や脂質制限などの「食事制限」はダイエットにおいて大切ですが、カロリー上限をオーバーしていると、努力が水の泡になります。
例えば、1日のカロリー上限が2,000kcalの場合、いくら糖質や脂質を制限したとしても、2,000kcal以上の食事を摂取すると、体重はなかなか落ちません。
ダイエットを成功させるためにも、まず自分の「1日の摂取カロリー」と「カロリーの上限値」を把握しましょう。
1日のカロリー上限は、基礎代謝や日常活動レベルから算出できます。日本医師会のホームページなどで簡単にできるので、ぜひやってみてくださいね。
(2)体を動かす機会を増やす
カロリーを消費するためにも、体を動かす機会を増やしましょう。
運動を聞くと、室外やジムに出向くイメージをお持ちの方も多いですが、日常生活にも体を動かす機会が隠れています。
例えば、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使うだけでも、1分で4kcal前後のカロリーを消費します（体重50kgの場合）。
また、その場足踏み（10分で30kcal前後のカロリーを消費）など、テレビを見ながらできる運動=ながら運動もおすすめです。
まずは「体を動かす習慣作り」から始めて、慣れてきたら運動の強度を上げて、さらにカロリーを消費しましょう。
(3)お風呂で湯船に浸かる
シャワーだけで済ませず、湯船に浸かって体を温めましょう。
お風呂に入ると、シャワーと比べて体全体の血行が良くなるため、仕事や家事で溜まった疲労物質（老廃物）が流れやすくなります。
老廃物が溜まると、筋肉が硬くなり体を動かしづらくなります。そのため、消費カロリー（基礎代謝）も落ちやすくなるのです。
運動によるダイエット効果を高めるためにも、できるだけ湯船に浸かる習慣をつけましょう。
正しい努力を継続すると、結果は徐々についてきます。本記事で紹介したポイントを参考に、まずは「習慣化」を意識してみましょう。
（パーソナルトレーナー 渡邉 輝）
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