脚が太く見えたり疲労感を感じたりする原因のひとつは「むくみ」。女性の「大敵」ですよね。
現役パーソナルトレーナーである筆者が、つらい脚のむくみの原因を解消し、脚痩せする方法をご紹介します。
■むくみの原因は「血管」にある!?
むくみは、血行不良で血管に水分や老廃物が溜まると発生します。
本来、余計な水分や老廃物は、筋肉の力で血管を通して流れていきます。
しかし、運動不足や加齢で筋肉量が減ると、脚に溜まりやすくなってしまうのです。
また、筋肉が硬くなると血管を圧迫してしまうため、血流が悪化して老廃物なども溜まりやすくなります。
そのため、むくみを解消するためにも定期的な運動やストレッチが重要となるのです。
■脚のむくみを取るためにしたいこと3つ
簡単にむくみが取れる3つの方法をご紹介します。
(1)脚を天井に向かって上げる
むくみを簡単にケアしたい方は、ベッドや床に横になり、かかとを壁につけて、脚を天井に向かって高く上げてみましょう。
脚を心臓よりも高い位置に置くことで、溜まった水分や老廃物が流れやすくなります。
簡単な動作であり、かつ、就寝前の数分間行うだけでも効果が見込めます。
スマホやテレビを見ながら、気軽に実践してみましょう。
(2)硬くなった脚の筋肉をほぐす
むくみが気になる方は、硬くなった脚の筋肉をほぐしましょう。筋肉が硬くなり血管を圧迫すると、血流が悪くなりむくみに発展してしまいます。
ストレッチやマッサージで、硬くなった筋肉をほぐすと、血行がよくなり水分や老廃物も流れやすくなります。
毎日就寝前に、太ももからふくらはぎまで脚全体を「片足30秒」ずつ揉むのがおすすめです。
ただし、痛みを強く感じるストレッチやマッサージは、筋肉が硬くなる原因となります。「痛気持ちいい」程度の負荷に抑えましょう。
(3)簡単な運動を習慣化する
むくみの解消と予防を同時に実施したい方は、運動を習慣化しましょう。
運動不足の状態が続くと、筋肉量の低下や硬化により、むくみの原因である水分や老廃物が溜まりやすくなります。
運動を習慣化すると、血行促進や筋肉量の増加につながりやすいため、むくみ解消に効果的です。
また、厚生労働省でも、健康な体を維持するための習慣として「週60分以上の運動(週2~3回の筋力トレーニング)」を推奨しています。
まずは、「その場足踏み」や「ウォーキング」などの軽い運動から始めてみましょう。
むくみは、運動不足による筋肉の硬直や筋肉量の低下が原因で起こります。本記事でご紹介したことを参考にむくみ対策を行なって、スッキリした脚と理想のスタイルを手に入れましょう。
(パーソナルトレーナー 渡邉 輝)
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