寒くて身体を動かすのがおっくうな季節に、鏡で全身を見て「太ったかな……」と思っている方、ご存知でしたか?冬はむくみによって太って見えることもあるのだそうです。
コスメコンシェルジュインストラクターの筆者が、むくみの特徴や、冬にむくみが目立つ原因について解説します。手軽にむくみを改善できる方法も複数紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
■むくみが起こる原因とは
「むくみ」とは別名、浮腫(ふしゅ)と呼び、血液の循環やリンパの流れが滞るなどし、皮膚や皮膚の下に水分が溜まることで起こります。
長時間同じ姿勢で過ごす、体が冷えやすい、運動不足で筋力が落ちているといったことに加えて、アルコールや食塩の摂りすぎ、ビタミン、ミネラル、タンパク質不足などにより、部分的にむくんで腫れぼったくなるので、局所的に太って見えやすいのが特徴です。
特に冬は気温が下がって体が冷えやすいため、血行不良によるむくみが目立ちます。
■むくみの改善法5つ
冬のむくみをやわらげる方法を5つご紹介します。
(1)長時間の座りっぱなし、立ちっぱなしを避ける
長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしは、下半身の血液やリンパを滞らせ、余分な水分を溜まりやすくさせます。
こまめに足首を回したり、踵を上げ下げするなど、末端を動かして血流やリンパの流れを良くしてあげましょう。
(2)足を高く保って寝る
下半身がむくんでいる時は、足を心臓よりも高い位置に保つことで血液やリンパの流れがスムーズになり、むくみ対策に効果が期待できます。
ただ、高く上げすぎると、膝や臀部などが心臓より低い位置になって、その部分がむくんでしまうため、10センチ弱の高さになるように調整しましょう。
(3)締め付ける服や靴は避ける
締め付けるような服や靴を身につけていると、血管を狭めてしまうため、血行不良によりむくみやすくなります。
特に冬は厚手の靴下を履くことで靴が窮屈に感じたり、厚手の服を着こみすぎて動きづらくなるため、日中になるとむくみがでやすくなります。
靴下に合わせてワンサイズ大きめの靴に変えたり、ゆったりめの服を選んだりしてみましょう。
(4)マッサージをする
マッサージをすることによって、滞っていた血液やリンパの流れを良くなります。
マッサージは強く揉むなどせず、優しく撫でるだけでリンパの流れが改善されます。
冬場は特に末端が冷えるので、お風呂上がりの血行が良くなっている状態で行うと、より効果が高くなります。
(5)弾性ストッキングを使う
「原因が分からないけれど、慢性的にむくんでいる」という方におすすめなのが弾性ストッキング。
部位によって着圧が違うため、蓄積した余分な水分を流しやすくする設計になっています。
履くだけでいいので、時間がない時のむくみケアに活用できます。
むくみが起こる原因について、まずはご自身の生活で当てはまるものを見つけて、むくみ対策を活用してくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者/メディカルセラピスト小顔美容矯正士 mayu3)
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【参考】
※足のむくみ – 横浜血管クリニック