夏にはキッチンが暑くて、お料理に意欲がわかない日もありますよね。そんな時は無理せず、缶詰を利用してみましょう。缶詰は、旬の栄養価の高い食材を保存料無添加で保存した、安心安全の保存食です。上手に活用すれば、美味しいお料理を作ることができますよ。
■あると便利なビューティー缶詰3つ
(1)リコピンたっぷりの「トマト缶」
トマトに含まれるビューティー成分「リコピン」は、加熱したほうが身体への吸収が高いことがわかっています。また、トマト缶に使用される加熱用トマトのほうが、生食用トマトよりリコピンの含有量が高いそうですから、トマト缶はリコピンチャージに最適です。
(2)DHAとEPA豊かな「魚缶」
サバなどの青魚には、血液サラサラのDHAとEPAが豊富です。また赤い身の鮭には、抗酸化成分「アスタキサンチン」が含まれています。
(3)食物繊維がいっぱいの「ビーンズ缶」
豆は、食物繊維が豊富な食材です。不溶性食物繊維が多いため、食べ過ぎるとかえって便秘を引き起こしてしまう場合もありますが、デザートにもアレンジできて便利な食材です。
■簡単美味しい見栄えよし!缶詰レシピ3つ
・サバとトマトの冷製
<材料>
トマト缶(ホール)
鮭缶(サバ缶でもOK)
玉ねぎ 1/4個
塩
バジルなどお好みで
<作り方>
1.玉ねぎは薄くスライスし、オリーブオイルと塩で味を調えます。
2.ホールのトマトに切れ目を入れ、玉ねぎと鮭を詰め、お好みでハーブを添えて出来上がり。
・ひよこ豆の冷製ポタージュスープ
<材料>
ひよこ豆(水煮) 100g
豆乳 200cc
<作り方>
ひよこ豆と豆乳をミキサーでなめらかになるまで撹拌し、塩で味を調えて出来上がり。
・小豆の冷たいお汁粉
<材料>
ゆで小豆 大さじ2程度
ココナッツミルク 200cc
黒蜜 お好みで
<作り方>
ココナッツミルクとゆで小豆を合わせ、お好みで黒蜜をかけて出来上がり。
缶詰も、アレンジ次第で立派なお料理を作ることができます。暑くてキッチンに立つ元気がない日は、缶詰を利用してみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)