疲労回復のビタミンとも呼ばれ、糖質代謝に欠かすことのできないビタミンB1は、夏場に不足すると言われています。それもそのはず、夏は素麺や冷やし中華などの麺類やアイスクリーム、清涼飲料水など普段より糖質をとる機会が多いからです。
ベジ活アドバイザーの筆者が、夏に不足しがちなビタミンであるといわれる、ビタミンB1を多く含む食材を使った残暑バテにおすすめのレシピを2つご紹介します。
■豚肉と夏野菜の和風中華炒め
ビタミンB1を多く含む食材でよくあげられるのが「豚肉」です。
パプリカやナスなどの夏野菜と一緒に炒めれば栄養バランスも◎!
オイスターソースと醤油を同量ずつ混ぜ合わせたタレと絡めれば、あっという間に和風の中華炒めに早変わりします。
今回は、残暑バテということで豚肉を使いましたが、鶏肉を使っても美味しいですよ。季節によって野菜をアレンジしたり、TPOで使い回しできる調味液の配合なので覚えておくといいですね。
材料2人分
・パプリカ 1個
・ピーマン 2個
・ナス 1本
・オクラ 5本
・豚ヒレ肉 150g
・ゴマ油 大さじ1
・ニンニク ひとかけ
A
・醤油、オイスターソース 各大さじ1
・甜菜糖 大さじ2分の1
作り方
1)パプリカ、ピーマンは食べやすい大きさに、ナスは横半分に切った後、4等分に切って水にさらす。オクラは板ずりした後、縦半分に切る。
2)フライパンにゴマ油とニンニクのみじん切りを入れ、弱火で香りがたつまで炒めます。
3)2と1の野菜と豚肉を入れ炒め、Aで調味したら完成。
■枝豆のポタージュ
枝豆にも疲労回復のビタミンと呼ばれるビタミンB1が含まれています。
塩茹でして、余ってしまった枝豆があるときにおすすめなのが「枝豆のポタージュ」。
和食のイメージが強い枝豆ですが、洋風のお料理の付け合わせにもなりますね。
材料2人分
・枝豆(正味) 100g
・タマネギ 4分の1個
・水、牛乳、生クリーム 各100ml
・塩、コショウ 適宜
作り方
1)枝豆は、さやからだす。タマネギは、薄切りにする。
2)鍋に水、枝豆、タマネギを入れ、火が通るまで煮込む。
3)2と牛乳、生クリームをあわせてミキサーで滑らかになるまで攪拌する。塩・コショウで味を整えたら完成。
ぜひ、残暑バテが気になるという時につくってみてはいかがでしょうか。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)
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【参考】
※ビタミンB1 – わかさ生活