おこもり生活が続くと、ボディラインに対する意識が下がってしまうという方も多いと思います。そこで気をつけたいのが、「姿勢」です。
「細身だから、どんな格好もまだまだOK」と思っていても、背中が丸まっているだけで年齢よりも老けて見られます。せっかく美ボディラインをみせる服を着ていても、若づくりした痛い人と見られかねません。
YOGAエクササイズディレクターの筆者が、猫背を改善し、あごのラインをシャープにしてほうれい線にも効果的な「魚のポーズ(マツヤーサナ)」をご紹介します。
■魚のポーズ(マツヤーサナ)とは
魚のポーズ(マツヤーサナ)は、胸の筋肉を刺激してデコルテからバストラインを美しく引き上げ、二の腕や背中を引きしめる動きです。なので、どこから見ても美意識の高い人という印象を与えることができるでしょう。
ぜひ、今日から無理のない範囲でトライしてみて下さい。
習慣にして欲しい!美人道に欠かせないポーズ
魚のポーズ(マツヤーサナ)は胸がよく伸び広がるので、呼吸が十分に深まります。身体の隅々に栄養素が流れて健康的になり、エイジング対策にも一役かってくれるでしょう。
特に、重力に負けて落ちてくる頬や口元、あごのたるみやのどのシワを引き上げて伸ばすので、つやプラ世代には習慣にして欲しいポーズです。
魚のポーズのような後屈のポーズは、「ハートのチャクラ(「慈悲」「思いやり」「愛情」を司っている)」を刺激するので、ポジティブ&オープンマインド効果もあります。「最近、気持ちが沈むな」という人は、後屈ポーズを定期的に行ってみてください。
期待できる効果
・集中力アップ
・内臓などの全身強化
・足、ヒップ、お腹、ウエスト、二の腕の引き締め
・足のむくみ解消
注意する点
首、肩や肘を痛めている人は、無理のないように実践してください。
実践回数&期間
疲れやストレスを感じた時に実践してください。
魚のポーズ(マツヤーサナ)のやり方
(1)仰向けになり、腕を身体の下にしまいこみます。
(2)手のひらを床につけて親指同士が重なる程近づけると、肩甲骨が引き寄せられ自然と胸が開き、鳩胸の状態になります。首や肩を痛めている人は、このまま無理のない範囲で胸を開き、ゆっくり呼吸を繰り返すだけでもOKです。
(3)両肘で床を押し、上半身を床からはなします。
(4)ゆっくりと頭のてっぺんを床につけ、肘で床を押すように意識します。首に負担をかけ過ぎないように注意しましょう。下あごも天井にグッと押し出し、あごのたるみも意識しましょう。目線は眉間の間をみるようにします。
そのまま10呼吸キープしたら、ゆっくりと上半身を床に戻します。
胸の真ん中が開く感覚、もしくは、胸の筋肉がジワジワと引っ張られる感覚を味わいながらポーズを楽しんでくださいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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