2018年12月27日
即・調整で太らない!20代の体型をキープする美容家の食習慣
美容のプロにエイジングとの上手な付き合い方を伺うインタビュー。
美容家・深澤亜希さんのインタビュー2回目は、スタイルキープのコツや食生活について伺いました。
過度のガマンはNG 小まめな微調整が太らないコツ!
ーー抜群のスタイルの深澤さんですが、食べても太らない体質なんですか?
そんなことありません。食べすぎれば太りますし、気を抜くと身体の線がゆるっとしてきます。40代になると、一度増えた体重を落とすのは大変ですよね(笑)。
ーーでは、かなり厳しく節制してスタイルをキープしているのですか?
いいえ、ストイックにガマンするのは性格的に続かないので、ゆるやかに無理のない範囲で調整しています。
一度太ってしまうと、痩せるどころか元に戻すのも一苦労なので、体重は増えても1〜2キロの範囲で収まるように気をつけていますね。そして、増えたらすぐに調整をして、体重を戻します。
一度大崩れしたものを立て直すのが大変なのは、肌も体型も同じ。小まめな微調整を日々していると、少しの苦労でいい状態をキープできるんです。
食べ過ぎた翌朝は白湯とフルーツのみ 甘いものは午前中に!
ーー具体的にはどのように調整するのでしょうか?
会食などで食べ過ぎてしまった時は、翌朝は白湯とフルーツのみ、ランチも軽めにします。そうすると、体重の調整だけでなく、胃腸を休めることもできるので、会食が続いた時でも体重だけでなく、肌の調子や体調もキープすることができるんです。
食べる量を調整することもすごく有効ですね。腹6〜7分目くらいにしておくことを常に意識しています。
会食の際は、コースだと量の調整が難しいですが、皆で取り分けていただく時は調整できますよね。なので、コースの会食が続かないように、スケジュールをやりくりすることもあります。
ーーそれなら手軽ですし、すぐにトライできそうです。普段のお食事はどうしていますか?
家で食事をする時はすべて自分で作っています。和食中心で、塩麹や醤油麹などをよく使いますね。納豆やキムチ、ヨーグルトなどの発酵食品も積極的に食べるようにしています。
炭水化物ももちろん食べますよ。ただ、白米ではなく玄米、パスタはグルテンフリーにするといった感じで、ガマンし過ぎずにできる範囲で気をつけています。
というのも、炭水化物をずっと食べないなんて無理ですよね。ストイックになり過ぎると続きませんし、続けられなければ、いい結果も出ないと思うので。
ーー甘いものなども召し上がりますか?
元々、甘いものがすごく好きというわけではないので、あまり食べないのですが、ダイエットのために絶対食べない、ということはありません。
炭水化物のお話と同じで、ストイックにガマンをするのは無理があって続かないので、食べる時間と量を考えています。
甘いものを食べたい時は朝に半分くらいの量だけ食べます。そして、その日はいつもより活動的に過ごします(笑)。朝食べられると思えば、夜に甘いものをガマンするのもそれほど苦ではありませんよね。
ダイエットも美容も「楽しく」が大前提! 続けられることだけするのが成功の秘訣
ーーそんなにガチガチに頑張らなくていいんですね。少し気が楽になりました。
ダイエットや美容のために頑張り過ぎて、毎日の生活を楽しめないとしたら、なんのためのダイエット? なんのための美容? ですよね。
ダイエットも美容も、自分が心地よく楽しいことが大前提だと思います。キレイは習慣からできると思っているので、小さいことでもとにかく毎日続けます。
そして、どれだけいい習慣でも続けられなければ意味がないので、ゆるいくらいでちょうどいいと思うんです。
ーースタイルキープのために、何か運動はしていますか?
ジムでガンガン鍛えるなど、特別なことはしていません。ただ、常に姿勢を良く保つように気をつけています。背筋を伸ばしていると、自然と腹筋も鍛えられますし、ボディラインもキレイになるので。
あとは、週2回くらい家の近くをウォーキングしています。お散歩がてら楽しんで歩いているのが、長く続けられる秘訣だと思います。
また、運動ではないですが、マッサージを毎日していますね。これも、お風呂上がりにボディオイルを塗る「ついでに」「簡単に」が続けるポイント。毎日、マッサージしていると脚のむくみを放置することがないので、太くなりません。肌も身体も手をかければかけた分だけ応えてくれますよ。
楽しんで続けるコツは、自分の生活や好みにフィットするものを見つけること。みなさんも自分に合うものを見つけて欲しいですね。
【深澤亜希さん プロフィール】
美容家・ビューティースキンスペシャリスト
1977年生まれ。幼少期をタイで過ごし、高校はアメリカへ留学。現在は、書籍の執筆や女性誌、WEB、テレビなどへの出演のほか、化粧品会社や商品開発のアドバイザーなど幅広く活躍。著書に『人より輝く魔法』(宝島社)などがある。「女性は自分に合った正しい美容法を行えば誰でも必ずキレイになれる」をモットーに発信するビューティーメソッドやメッセージは、キレイになれる上、気持ちも前向きになると女性からの支持を集めている。
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