最近のファッションの全体的なトレンドは、オーバーサイズにビッグシルエットが主流となってきていますね。身体のラインをカモフラージュでき、体型カバー効果も高いことが特徴です。
特に、羽織るだけで今っぽく垢抜けコーデが叶う「アウター」には、ビッグシルエットをぜひとり入れたいところです。しかし、「サイズが合っていない人や、ルーズでだらしない印象に見えてしまう」こともあり、選び方がむずかしいアイテムでもあります。
スタイリストの筆者が、40代の人も安心してとり入れられるビッグシルエットコートの選び方や、コーディネートのコツをご紹介します。
■ビッグシルエットコートは「ロング丈のきれいめデザイン」が正解
ビッグシルエットのアウターは、一歩間違えるとサイズを間違えて買ってしまった、ルーズな人という印象になりがちです。それを回避するには、きれいめといわれているデザインのアウターを選ぶことが大切です。
具体的には、チェスターやダッフル、トレンチなどです。さらに、ロング丈を選ぶとたて長に見せることができるので、すっきりと着痩せして見える確率が高くなります。
トレンチコート
トレンチタイプは、エレガントできちんとしたお出かけ時にもぴったりです。
ベルトが付いているものならウエストをキュッと絞ることができるので、メリハリも生まれ、より女性らしく見せることができます。
チェスターコート
チェスタータイプは、マニッシュでカッコイイ雰囲気を演出することができます。
全体をきれいめにまとめてくれるのはもちろん、はずしとしてスニーカーなどのカジュアルなアイテムとも相性が良いのが特徴です。
ダッフルコート
ダッフルは、今年再び注目されているアウターです。
あたたかみを感じさせ、きれいめアウターのなかでは一番フェミニンな装いに合います。
■ビッグシルエットでもすっきり見せる!コーディネートのコツ
オーバーサイズやビッグシルエットのアウターを羽織って、すっきり「痩せ見え」させることができるのは、やはりパンツコーデです。
センタープレスや、裾に向かって細くなるテーパードシルエットのパンツやデニムが、細く長く見せることができるので最もおすすめです。
さらに、ワイドパンツでも全体をダークカラーのワントーンでまとめることで、たて長効果を出すことができます。アウターに薄めのカラーや柄がある場合も、引き締めるインナーコーデテクニックとして使えます。
「ビッグシルエットコート」は、トレンドであり、気になる部分を隠すことができ、さらにおしゃれにも見えるのですから、うれしいところだらけです。今年だけでなく来年以降も引きつづきトレンドとなりそうなので、ゲットしておいて損はないと思います。
(スタイリスト/ライター 森田文菜)
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