美容や健康に良いとされる野菜ですが、「意識してはいるものの、なかなかとることができない」という人も多いですよね。
野菜をもりもり食べたいという時におすすめなのが、「旬の野菜を使ったサラダ」です。簡単に作ることができ、さまざまな野菜に使えるので汎用性も◎です。
野菜摂取の目標量は1日350gです。国民健康栄養調査によると野菜の平均摂取量は、成人男性で約290g、女性で約270gと足りないのが現状です。
野菜を使った料理のレパートリーを知ることで、慢性的な野菜不足の解消に役立てると良いですね。ベジ活アドバイザーの筆者が、「ハクサイの無限サラダ」をご紹介します。
■ハクサイの無限サラダ
鍋や煮物などの加熱のイメージが強い「ハクサイ」ですが、サラダにもむいています。
そのまま食べても美味しいですが、塩を少量ふってハクサイの水分をだしてあげるとカサが減るので、たくさんの量を食べることができますよ。
数ある野菜のなかでも、特にカロリーが低い
「ハクサイ」は、数ある野菜のなかでも特にカロリーが低いという特徴をもっています。
淡色野菜ではありますが、美肌に欠かすことのできない「ビタミンC」や「葉酸」、むくみ改善に有効な「カリウム」のほか、便秘を改善し腸内環境を整える働きをもつ「食物繊維」を含みます。
野菜は、食事の最初にとることで食後血糖の急上昇を抑制することがわかっています。血糖値の急上昇は肥満のリスクを高めるともいわれているので、気をつけたいですね。
食事中に大さじ1のお酢をとることも、ゆるやかな血糖値上昇に役立つそうです。
材料(2人分)
・ハクサイ 8分の1
・塩 適宜
A
・ごま油、醤油、酢、砂糖 各大さじ1ずつ
作り方
(1)ハクサイは洗って包丁で千切りにし、少量の塩をかけてしばらくおいておきます。
(2)(1)のハクサイからでた水分をしっかりと絞り、よく混ぜあわせたAとあわせたら完成です。
野菜不足を感じたら、野菜とお酢を無理なくとれるサラダをつくってみてください。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵)
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【参考】
※野菜、食べてますか? – e-ヘルスネット
※[白菜]幅広い料理に合う白菜の栄養価と、保存方法 – カゴメ
※血糖値の上昇を抑えるインシュリン – Panasonic
※食後の血糖値上昇を緩やかに – ミツカン