ここ数年見かける機会が多くなってきた野菜の1つに「芽キャベツ」があります。手のひらにのるくらいの小ささですが、実は栄養満点です。
しかし、買ってはみたいもののどうやって料理をしたらいいかわからないという人も多いですよね。
ベジ活アドバイザーの筆者が、芽キャベツの簡単レシピを3つご紹介します。この時期は美味しい季節でもあるので、スーパーなどで見かけたらぜひ手にとってみてください。
■抗酸化ビタミンが豊富
キャベツと比べると、「ビタミンC」は約4倍、「ビタミンB2」は約7倍、「β-カロテン」は約14倍、「食物繊維」は約3倍の含有量があります(可食部100gあたりの比較)。
高い抗酸化作用で知られる「ビタミンC」や「β‐カロテン(体内で必要に応じてビタミンAに変換)」を多く含むことから、アンチエイジングにおすすめです。食物繊維も多いので、便秘改善にも役立ちそうです。
美容と健康両方に効果が期待できる野菜でもあります。
■今が旬!芽キャベツの簡単レシピ3つ
(1)芽キャベツとタマネギのお味噌汁
なんとなく洋食のイメージのある芽キャベツですが、和食の定番「味噌汁」に入れても美味しいですよ。
腸内の善玉菌を増やす方法として理想的なのが食物繊維や発酵食品、オリゴ糖をとることだと考えられています。味噌は発酵食品ですし、タマネギにはオリゴ糖が含まれています。
芽キャベツの食物繊維とあわせると、美腸づくりに役立ちますね。
材料(2人分)
・芽キャベツ 4個
・タマネギ 4分の1個
・出汁 400ml
・味噌 大さじ2
作り方
(1)芽キャベツは、水洗いして半分に切ります。タマネギは、薄切りにします。
(2)出汁をいれた鍋に(1)の野菜を入れて、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
(3)火を止めて、味噌で調味したら完成です。
(2)芽キャベツのレンチン蒸し
「あと1品野菜料理がほしいけど、時間がない」という時におすすめのレシピです。5分で完成します。
材料(2人分)
・芽キャベツ 5〜6個
・塩、コショウ 適宜
・オリーブオイル 適宜
作り方
(1)芽キャベツは水洗いをして、たて4等分に切ります。
(2)耐熱容器に入れて、塩、コショウ、オリーブオイルをまわしかけ、600Wの電子レンジで2分加熱したら完成です。
(3)芽キャベツのロースト
低温でじっくりローストした芽キャベツは、甘くてとても美味しいですよ。簡単にできて見映えもするので、おもてなしにも最適です。
材料(2人分)
・芽キャベツ 10個程度
・オリーブオイル、塩、コショウ 適宜
作り方
(1)芽キャベツは、洗って半分に切ります。オーブンを150度に余熱しておきましょう。
(2)鉄板にオーブンシートを敷き、(1)の芽キャベツをのせます。その上に塩、オリーブオイルをかけます。
(3)150度のオーブンで30〜40分加熱したら完成です。
いかがでしたか? 芽キャベツの簡単レシピを3つご紹介しました。栄養豊富なので、よかったらぜひお試しください。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)
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