最近、日本でもジムに行くと、レギンススタイルでエクササイズをしている女性が多いですね。
筆者は現在、日本とアメリカを行き来する生活をしているのですが、アメリカではジムだけでなく、普段着でもレギンスを履いている女性を多く見ます。
「スキニーデニムやレギンスを履いた時に気になる、内ももをどうにかしたい」と思っている人も多いはずです。
健康美運動指導士の筆者が、内もものエクササイズをご紹介します。
■「内転筋群」を鍛えて、骨盤を安定させる
今回ご紹介するのは、気になる太ももの内側「内転筋群」を鍛えるエクササイズです。
「内転筋群」を鍛えることは、骨盤を安定させて整えることにもつながります。意識して動かさないと、なかなか鍛えられない部分です。
ひざを閉じて座れない人におすすめ
イスに座っている時に足を組んだり、足首同士をクロスさせていませんか?
「足をそろえてきちんとヒザを閉じて座るのがきつい」「自然とヒザが開いてきてしまう」という場合は、もしかしたら「内転筋群」が弱くなっている可能性があります。
スポーツクラブやジムに行けば内転筋を鍛える「アダクション」というトレーニングマシンがありますが、今回はマシンを使わないで家でも簡単にできるエクササイズをご紹介します。
■「内転筋群」のエクササイズ(自重を使ったアダクショントレーニング)
(1)横向きに寝転がります。写真のように、上側の手を身体の前に置いて身体を支えるようにして、下側の手は頭の下に置いて枕がわりにします。
(2)息を吐きながら、下の伸ばしている足を天井方向に向かって持ち上げます。この時、内側のくるぶしから上に持ち上げるように意識をすると、より内ももに効果的です。
(3)息を吸いながら、重力に逆らうようなイメージでゆっくり足を下げます、できれば、足が床に着く前に(2)と(3)の動作を2〜3回繰り返してみてください。
(4)反対側の足も同様に行いましょう。
エクササイズのポイント
・内ももの筋肉が使われているのを意識しながら行いましょう。
・腰が反らないようにお腹に力を入れ、背中が丸まらずに肩に力が入らないようにして行いましょう。
ご紹介したエクササイズを、10~15回ほどで1セットとして、毎日3セットを目指して少しずつ行ってみましょう。
(フィットネス美トレーナー MIKA)
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