ほうれい線が気になる…という方は、通勤時間を有効に使ってほうれい線ケアをしましょう。通勤時でもできるおすすめのケア方法は顔ヨガです。マスクをしていれば、顔ヨガをしていても気づかれません。
顔ヨガインストラクターの筆者が、電車に乗りながらできる目のトレーニングをご紹介します。
■通勤中にできる目のトレーニング
顔ヨガを行うと、「毎日継続することで効果が高い+気持ちも晴れやかに明るくなる」ということから、会社に到着した頃にはメンタルと表情のパフォーマンスが上がっている状態になります。
猫背でかたむいてスマートフォンを眺めている時間を、表情筋のトレーニングにあてれば、お顔がたるむ隙はありませんよ。
期待できる効果
・目の周りの筋肉(眼輪筋)のトレーニングになり、パッチリとしていきいきとした魅力的な目になります。活力がみなぎります。
・まぶたの下垂の予防、改善に効果あります。
・眼球をしっかり動かすことにより、血行が良くなってドライアイや疲れ目の改善に効果的です。
・トレーニングにより眉毛を上げずに目を動かすことができるようになると、老け見えの元であるおでこのシワが入らなくなります。
トレーニングの手順
(1)目を全力で見開いてスタートします。視線は斜め上がベストです。この時、おでこにシワが入っている人は要注意です。シワを指でなで下ろして、眉毛を上げないようにしましょう。
(2)車窓の外、進行方向から見える対象物を目で追います。顔の位置は変えずに視線だけ動かします。
(3)右から左(あるいは逆)に視線を送ったら、1度目をぎゅーと閉じます。
(4)パッと目を見開いて、また対象物を目で追いましょう。これを繰り返します。
始めは、遠くのものから見てやってみましょう。対象物がゆっくり動くので簡単にできます。
■通勤時間で若返る!?マスクでバレない顔ヨガ
通勤時に車内でマスクをしていても不自然ではありません。じゃばらになっているタイプのマスクをしっかりたてに広げて装着してみてください。あごの下まで隠れたら、たくさんの顔ヨガポーズができますよ。
ちなみに、この画像の筆者の顔は、マスクの下で「うー」の口をしています。バレずに恥ずかしくなく、鍛えられるということがお分かりになるでしょうか。
今回は、覚えやすい3ステップをお伝えします。以下のエクササイズを、マスクをしながら行いましょう。
(1)「口輪筋 こうりんきん」を鍛える
口の周りの筋肉、口輪筋(こうりんきん)を鍛えるポーズです。
口をすぼめ、チューの口をつくりましょう。口を巾着の紐でキューっと縛るような感覚で力を入れます。目元の力は抜きます。ポーズをキープして、深く呼吸しましょう。
(2)きれいに口角を上げる
口角を引き上げる筋肉を鍛えます。あごの力を抜き、口角を持ち上げるようにしてスマイルの口をつくります。あごや下唇に力が入らないように注意しましょう。
目線は斜め上に定め、目を大きく見開きます。この時、眉が上がらないように注意してください。ポーズをキープし、深く鼻呼吸をしましょう。
(3)むくみをとって小顔効果
口をたてに「おー」と開け、お顔をたてに伸ばします。
目線だけをゆっくりと上に向け、伸びる感覚を味わいます。この時も眉が上がらないように注意して、ポーズをキープさせましょう。深く鼻呼吸をします。
ポーズは丁寧に、全力で行うと効果大
(1)から(3)を繰り返し、丁寧に行いましょう。吸って吐くを1セットとし、1セットずつポーズを変えて行っても良いですし、3セットほどポーズをキープしても良いです。
日々のルーティンに組み込むことで、エクササイズは継続しやすくなります。顔筋を鍛え、笑顔で新生活を楽しみましょう。
(顔ヨガインストラクター 千葉ゆか)
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