「若い頃に比べて、体重が減らなくなってきた」と悩むアラフィフ女性も多いですよね。ダイエットは、食事を含めたセルフコントロールがむずかしいイメージがあります。
ベジ活アドバイザーの筆者が、今すぐできる体重管理法を3つご紹介します。
■「今すぐできる体重管理法」3つ
(1)モチベーションを維持するために、食事を記録する
アメリカの研究によると、もっとも減量に成功した人は食事の自己管理を1日3回以上行い、1日に自己管理に費やした平均時間はたった14.6分だったのだそうです。
費やした時間や情報は必ずしも重要ではなく、「自己管理」という行為自体が違いを生むと考えられています。体重を減らしたい人が、もっとも成功しやすい方法の1つとしてあげられています。
メリットとしては、無理なくつづけることができ、食べたものを客観的にふりかえってモチベーションの維持に役立つことでしょう。
(2)朝型の食事にシフト
カロリーだけをみると、朝食をとらない方がその分カロリーが少なくなって痩せるようなイメージがありますがよね。しかし実は、真逆なのだそうです。
朝食を食べる人とそうでない人を比較した時、肥満のリスクが5倍も違うというデータがあります。現在、朝食をとらないことが習慣化されている人は、コーヒーを野菜ジュースに変えてみるところから始めると良いですね。
「トマトジュース」で肥満を予防!?
トマトジュースに含まれる「リコピン」は、朝が1番体内への吸収率が高いことがわかっています。
「リコピン」の血流改善作用は代謝を活発にして肥満予防に役立つと考えられているので、試してみてはいかがでしょうか。
(3)暴飲暴食したい時こそ、野菜を活用
野菜に含まれる「食物繊維」には、食後血糖の急上昇を抑制する働きがあるので、体重管理に役立ちます。ベジファーストという言葉通り、食事の最初にとるのが良いですね。
また、野菜は菓子パンやお菓子と異なり、噛まないと飲み込めないので体重管理に優位に働きます。よく噛むことで満腹中枢を刺激し、暴飲暴食の予防になるからです。
低カロリーながら豊富な栄養をもつ野菜は、3食でバランスよくとれると良いですね。
体重管理をするうえで大切なのは、無理なく長くつづけられる方法を選ぶことではないでしょうか。「継続は力なり」ともいいますし、ストイックに短くよりも、ゆるく長くつづけていく方が結果として身体に還元されるメリットは大きいですね。
(ベジ活アドバイザー 生井理恵)
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【参考】
※食事でメタボや肥満に対策 やってみるとはるかに簡単 食事管理に要する時間は1日15分以内 – 保健指導リソースガイド
※朝食を抜くとかえって太りやすい、ってホント? – 協会けんぽ 健康サポート
※朝ベジ習慣をはじめよう! – カゴメ
※リコピン – わかさ生活
※食物繊維 – わかさ生活