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余分な水分がだるさの元!?梅雨を心地よく乗り切るアイデア

国際薬膳調理師
倉口ゆうみ

湿度が高くジメジメする梅雨の時期は、体調も崩しやすく気持ちもなんだか沈みがちですよね。1年間のなかでも過ごしにくい時期と感じる方も多いのではないでしょうか。

余分な水分がだるさの元!?梅雨を心地よく乗り切るアイデア

国際薬膳調理師の筆者が、そんな梅雨の時期でも心地よく過ごすためのアイディアを3つご紹介します。

(1)除湿器を置く

薬膳のベースになっている中医学(中国伝統医学)では、自然界で起こることは私たちの身体の中でも起こるといわれています。つまり、雨の量が多くなる梅雨の季節は、私たちも余分な水分を溜め込みやすくなる時期と考えるのです。

余分な水分を溜め込むと、だるさやむくみなどにつながります。

そこで、梅雨時期には部屋に除湿器を置くことをおすすめします。余分な水分を排泄することも大切ですが、まずは溜め込まない環境作りをすることも心がけていきましょう。

(2)リネン・コットンの素材を身にまとう

湿気を逃がしやすいように、身に着ける素材をリネンやコットンにこだわって選びましょう。できれば、しめつけのないゆったりとした服装が理想です。

会社では、制服やストッキングなどを着る規定があり自由に服装を決められないかもしれませんが、帰宅後に自宅で過ごす時間や休日は、肌ざわりが良いものやしめつけのない服装で過ごすことを意識してみましょう。

Tシャツやブラウスには、ウエストがゴムのコットンや麻素材のロングスカートやワイドパンツをあわせ、足元はスニーカーにします。

すると、おしゃれな雰囲気もただよわせながらも湿気を逃しやすいコーディネートが完成します。

(3)汗をかいて余分な水分を外に追い出す

雨が降っていると運動をする気分になれないという方も多いかもしれません。しかし、体内にたまった余分な水分は、汗や尿として排泄しなければ、どんどん不要な水分が体内に溜まる一方です。

そのため、汗をかく運動を継続してとり入れることが大切です。しかし、継続させることはなかなかむずかしいですよね。

そんなお悩みを持つ方に意識していただきたいことは、自分にあった方法を見つけて運動をすることです。

ランニングが好きな人は、走ることが好きなので継続させるのが苦ではないと思いますが、ハードな運動が苦手な方には継続がむずかしいかもしれません。しかし、運動はランニングだけではありません。

運動は苦手でも自然が好きという方は、ウォーキングやサイクリングなどがありますし、音楽が好きな方は、音楽を楽しみながら身体を動かすエアロビクスやダンスなど、運動にもさまざまな種類があります。

ご自身にあった方法で運動を生活にとり入れてみてくださいね。

いかがでしたか? ジメジメした梅雨の季節を快適に過ごすためのアイディアをご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口ゆうみ
自ら抱えていた不調を、薬膳に出合い克服したことをきっかけに、同じ悩みを抱く女性の助けになりたいと思い、スクール歴代トップ5に入る成績で資格を取得。体質カウンセリング、レッスン、イベント開催の他、薬膳コラムも執筆中。簡単にできる薬膳の知恵をお届けしています。)

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