ハイライトというと「メイクの仕上げに、顔のメリハリをアップするために入れるもの」と思うでしょうが、実は老け印象カバーにも活躍するアイテムなのです。
コスメコンシェルジュやヘアメイクのプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、くすみや輪郭がぼやけやすい口元、くぼんできたまぶた、ほうれい線などの老けサインをハイライトで自然にカバーする方法をご紹介します。
■「ハイライト」でお悩みを自然にカバーするHOW TO
(1)年齢唇は、輪郭にハイライトをちょい足し
口紅を塗った後にハイライトを輪郭周りにのせます。細いブラシで口紅の外枠をなぞるようにつけてください。
使用するハイライトは、マットまたは、肌馴染みの良い細かいラメ入りのものを選びましょう。
(2)口周りにハイライトを仕込むことで、ほうれい線をカバー
ほうれい線をハイライトで目立たなくするには、凹凸になっている部分を目立たなくすることがポイントです。
影になりやすい凹んだ部分にハイライトをのせて、口方向にブラシでぼかすと自然に凹凸をカバーしてくれます。
(3)まぶたのくぼみが気になる方は、肌馴染みの良いラメ系のハイライトを
くぼんだ目元は、肌色をワントーン明るくすることが大切です。ただし、目周りは皮膚が薄いのでマットなハイライトを使ってしまうと粉っぽく見えるので気をつけましょう。
おすすめのハイライトは、目元に馴染みやすい細かいラメのハイライトです。ブルーベースの肌にはパール系、イエローベースの肌にはゴールド系をアイホール全体に仕込むと、くぼみ改善になります。
■おすすめのハイライト2選
(1)ミネラルピグメント<長井かおりプロデュース> N04 マジック/オンリーミネラル
細かい粒子で肌への密着感が高く、自然なツヤ感を出してくれます。シアーなカラーの「ライトグリーン」なので、透明感アップにも効果的です。
(数量限定 全6色 0.5g 税抜価格1,800円)
画像カラー:NO4 マジック
(2)ミネラライズ スキンフィニッシュ ソフト&ジェントル/M・A・C
肌馴染みの良いカラーの「ピーチブロンズ」で、目元や口周りなどマルチに使いやすいアイテムです。ラメが細かいので、自然なツヤ感を演出できます。
(全6色 10g 税抜価格4,200円)
画像カラー:ソフト&ジェントル
ハイライトは入れすぎると不自然に見えてしまうので、最初は薄付きから始めて、仕上がりをみながら足りない場合に足していくようにしましょう。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
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【参考】
※ミネラルピグメント – オンリーミネラル
※ミネラライズ スキンフィニッシュ – M・A・C
【イラスト協力】
イラストレーター24KAWA(24KAWA)