朝起きて鏡を見た時、寝跡や目の腫れ、むくみなどを発見して焦ったという経験がありませんか? 今回は、時短で寝跡や目の腫れ、むくみなどを解消する方法をご紹介します。
■クッキリで恥ずかしい!「寝跡」
寝ている間に、枕やシーツの跡がついてしまうという経験をした人は多いのでは? 若い頃は気にならなかったのに、年齢を重ねて肌のハリ・弾力が低下した30代、40代の肌ではそうはいかず、慌ててしまいますよね。そんな時には、次の3ステップケアがおすすめです。
<寝跡を解消する3ステップ>
(1)スチーマーや蒸しタオルで顔を温める
(2)オイルやクリームを使ってマッサージし、血行を促進する。
(3)3分間のローションパックで、肌に水分をしっかりと入れ込む
ローションパックの後は、美容液や乳液、クリームで保湿しましょう。
■起きたら別人!?「目の腫れ」
飲み過ぎたり、泣いたりした翌朝に目が腫れていると、一気に憂鬱な気持ちになりますよね。メイクしづらくなるばかりか、顔の印象まで変わってしまうので、なるべく外出前に解消したいもの。解消するには温冷ケアがおすすめです。
<目の腫れを解消する2ステップ>
(1)蒸しタオルと保冷剤を用意。温めと冷却を交互に繰り返す。
(2)目の周りの老廃物を排出する気持ちで、目の周りを優しくマッサージする。
血行を促進することで目の腫れを解消しましょう。目元はデリケートなので、あくまで優しく行うことを心がけてくださいね!
■起きたらパンパン……「むくみ」
朝起きて顔がパンパン! 慌ててしまいますよね。そんな時は、マッサージで老廃物を排出して解消しましょう。
<顔のむくみを解消する方法>
洗顔後、オイルを使ってマッサージ。その後軽くティッシュオフをし、通常のスキンケアをすれば、忙しい朝でも手間なく行えます。お気に入りの香りのオイルを使えば身ともにリフレッシュ! 気持ちの切り替えもできますよ。マッサージはリンパの流れを意識して行うと、より効果的です。
■接近できない!?「ガサガサ唇」
寝ている間に乾燥し唇が荒れると、口紅やグロスもうまくつけられず残念な気分に。時短ケアで整えることが大切です。
<唇のガサガサを解消する2ステップ>
(1)保湿効果の高いリップケアアイテム(なければハチミツやバームでもOK!)を清潔な状態の唇にたっぷりと塗って、ラップで覆う。
(2)1の状態で5分ほど放置した後ラップを剥がしたら、精製水(なければミネラルウォーターや浄水された水でOK)を含ませたコットンで優しく拭き取る。
忙しい朝にラップをしたまま5分待つというのを面倒に感じる人もいるかもしれませんね。筆者自身は髪をセットしたり、洋服を着替えるタイミングで行っています。すると時間のロスが解消でき、おすすめです。
忙しい朝はできる限りのケアで、ベストな状態で外出してはいかがでしょうか。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)
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【参考】
※友利新監修(2014)『肌美人になるスキンケアの基本 悩み解消パーフェクトBOOK』(学研パブリッシング)
※小林ひろ美著(2011)『お肌の悩みオール解決! 小林ひろ美のすべてがつまった美肌図鑑』(ワニブックス)