PCやスマートフォンは仕事に欠かせないツールですが、目が乾いたりぼやけて見えるなどの違和感や不快感に悩まされている人も多いようです。
ただの疲れ目と思って放置せず、対策をしましょう。
美容ライターの筆者が、職場でもできる目の乾き改善ポイントをご紹介します。
■無意識にまばたきの回数が減っている?
PCやスマートフォンは仕事のみならず、ちょっとした休憩や寝る前の時間にも見てしまいますよね。集中して画面を見ているとまばたきの回数が少なくなり、涙の分泌が減って目の渇きを感じます。
また、エアコンの風にも注意が必要です。直風があたる場所にいると目が乾燥しやすく、「目がゴロゴロする」「文字がかすんで見える」などの原因にもつながります。
■職場でもできる「目の乾き改善ポイント」4つ
目の乾きを感じたらすぐに対処しましょう。職場でも簡単にとり入れられる方法を4つご紹介します。
(1)こまめに休憩をとり目薬をさす
目の渇きを感じたら休憩をとり、目薬でうるおいを補給します。市販の目薬を購入する場合は、瞳にうるおいをもたらす成分が配合されていて防腐剤無添加のものを選びましょう。
しばらくの間、目薬をさしても症状が良くならなければそのままにせず、眼科医に相談しましょう。
(2)加湿する
目が乾きやすいと自覚症状のある方は、エアコンの直風があたる場所はさけたいところです。ですが、オフィス内の場所移動はなかなかできないものですよね。
そんな時に使いたいのが、PCのUSBポートに接続して使える卓上タイプの加湿器や、マグカップにお湯を張り蒸気を出して加湿する方法です。広い空間の加湿はできませんが、自分のまわりをうるおす手助けになります。
(3)まばたきを意識する
仕事などに集中してまばたきの回数が減ると、目が乾きやすくなります。ですから、意識してまばたきをするように心がけましょう。
また、まばたきをしているつもりでも、きちんとまぶたが閉じていないこともあります。ゆっくりとていねいなまばたきを心がけましょう。
(4)マッサージをする
目の周りをマッサージすると、疲労が軽減しラクになります。目の周りをゆっくりと一周マッサージするだけでも血行が良くなり、気分もリフレッシュできます。
目の周りの皮膚はとてもデリケートなので、やさしい力でマッサージをするようにしてください。
乾き目対策をしつつ、目の負担を減らすことも、目の健康には大切です。PCやスマートフォンを見る時は、ブルーライトカット効果のあるメガネやフィルターを活用して、目の負担を減らすことを心がけましょう。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子
日本化粧品検定1級を取得後、複数のwebメディアで記事を執筆。「女性はいつでも、いつまでも輝き続けられる」をモットーに情報を発信中。)
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