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つらい目の疲れをラクにする!眼精疲労をやわらげるケア

エステティシャン
永松麻美

気づけば進行している眼精疲労。ひどくなると目の充血、ドライアイ、目の痛み、肩首こり、頭痛などに発展することも少なくありません。

美容家の筆者が、眼精疲労をやわらげるためのケアを5つ紹介します。

アイケア 眼精疲労

■眼精疲労をやわらげるためのケア5つ

(1)温める

夜、寝る前に目の周りを温めるとリラックスモードになり、目の周りの血行を促進することで目の疲れ解消やクマ、むくみの予防にもなります

自分でホットタオルを作っても良いですし、蒸気タイプのアイマスクや、あずきを使った製品の活用も良いでしょう。ドライアイの方や眉間のシワが気になる方など、目の周りの筋肉が緊張気味の方にもおすすめです。

ホットタオルはタオルを水にぬらして軽く絞り、500~600Wの電子レンジで30〜60秒ほど温めれば簡単につくれます。肌にのせてもやけどしないくらいに冷ましてからお使いください。効果を持続させたい人は、温かい状態のままジップロックなどに入れて空気を抜くと、温度を長く保つことができます。

(2)冷やす

目を冷やすことで血管や、まわりの筋肉が収縮します。使いすぎてヒートアップした目の周りの筋肉は、クールダウンも心地よく感じます

特に、仕事中や日中の小休止の時や、目の充血が気になる時、目を使いすぎて熱を感じる場合は冷やしましょう。

(3)フローラルウォーターによる目元のセルフパック

ローズウォーターなどのフローラルウォーター(精油をつくる時の副産物、化粧水として販売されていることも多い)も目の疲れ改善に効果的です。コットンに浸して軽く絞り、目の上にのせて5分ほどパックしましょう。

「ローズ」には鎮静、冷却作用があるので、目元をクールダウンしてくれます。民間療法では、目の湿布や目薬として使用されている場合もあります。

また「よもぎ」も、鎮静、抗炎症、消炎などの作用があるので、酷使した目元の疲労回復におすすめです。

フローラルウォーターは、アロマショップなどで購入できます。

(4)マッサージやツボ押し

目の疲れに効くツボは、左右の目頭の近くにあるくぼみ「晴明」という場所です。目を閉じた状態で、人差し指か中指で鼻を挟むようにゆっくりと5秒ほど押し、ゆっくりとはなします。これをと3セット繰り返しましょう。

また、眼精疲労の人は眉毛付近の筋肉もこっている人が多いので、眉毛の上下を親指と人差し指で挟んで軽くマッサージすることもおすすめです。

(5)アーユルヴェーダのネトラバスティ

眼精疲労の人は首や肩、頭皮がこっている場合が多いので、マッサージやエステもおすすめです。筆者のサロンでも眼精疲労の人は、肩周りのマッサージを長めにしたり、首の後ろのツボを刺激して疲労回復をはかっていきます。

さまざまなサロンや方法があるなかで、アーユルヴェーダのネトラバスティは一番直接的な方法です。小麦粉で目の周りに土手をつくり「ギー」というバターのようなものを流し込むトリートメントです。

目の疲れや充血がとれ、視力まで良くなったように感じる人もいるそうです。マツエクをしているとできないのですが、興味のある人は一度トライしてみてはいかがでしょうか。

知らないうちにたまってしまう目の疲れ。軽い段階ならホームケアができますが、あまりにもひどい場合は、放置せずに眼科で相談してくださいね。眼精疲労解消法はたくさんありますが、一番大切なのは目を休めることです。目の使いすぎに注意して、スマホやパソコンからはなれる時間もつくりましょう。

(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美
自身のニキビ・激太りから容姿コンプレックスに陥り根暗な10代を過ごす。綺麗になるためエステの道へ。「綺麗になる」を通し心や人間関係、人生まで前向きに変わって行く経験を人に伝えるため美容家として活動中。)

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