リモートワークで自宅にいるからといって、すっぴんで過ごしているなんてことはありませんか? 部屋のなかでも美を求めつづけるのであれば、油断は大敵です。
美容、健康、ファッションで、皆さまのライフスタイルにいま以上の笑顔を増やす方法をご提案するクポノライフデザイナーの筆者が、家のなかでも注意したい美容のポイントをご紹介します。
■紫外線は家のなかにも降り注ぐ
「室内にいれば紫外線を浴びなくてすむから安心」と思っていたら、それは大間違いです。紫外線は、ガラスや洋服を通過するので、室内にいても車に乗っていても紫外線を浴びる場合があります。
室内においても日差しのあたる場所に長くいることで日焼けをする場合がありますので、日焼け止めをしっかりと塗って紫外線対策をすることが大切です。
それ以外の対策として、窓ガラスに紫外線カット効果のあるシート状のシールを貼ったり、UV効果のあるレースのカーテンをとりつけると良いでしょう。
■日焼け止めの使用は4月から
すでに2月から急上昇し続けている「紫外線」。
紫外線量が最も多い時期は7月と8月ですが、4月の紫外線量は、残暑の残る9月と同じくらいなのをご存知でしたか? そのため、今すぐにでも日焼け止めを使うべきです。
■晴れていない日も紫外線対策を
「天気が良く晴れている日はたくさんの紫外線が降り注いでいるけれど、くもりや雨の日は紫外線を気にしなくても大丈夫」と思ってはいませんか? 紫外線は雲をも通過しますから、くもりや雨の日でも紫外線は降り注いでいます。
また、湖や海などの水の中にいても同じです。紫外線は水も通過するので、日焼け止めを塗らなければ日焼けをしてしまう場合があります。そのため、天気や場所に関係なく、日焼け止めは毎日どこにいても塗っておく必要があります。
気温が低い場所でも日焼け止めを
気温が低い場所に行っても紫外線対策をしましょう。気温が低いからといって紫外線を浴びていないわけではありません。
また、山の上の方に行くと気温は低いですが太陽との距離が近くなるので、日焼けをしやすい状態になります。雪山を登山しているアルピニストが日焼けをしているのを思い出してみてください。
■紫外線を完全に防ぐことはむずかしい
日々の生活のなかで紫外線を完全に防ぐことはむずかしいです。そして、紫外線だけではなく、ブルーライトや近赤外線も光老化の原因のひとつとして考えられているので、室内にいてもUV対策を講じることがベストです。
できるだけ紫外線を浴びたくないのであれば、日焼け止めを塗って、数時間後に塗り直すようにしましょう。また、外出する時は、日傘やUV機能のあるアームウォーマー、帽子などを活用することもおすすめです。
日焼けをしてしまったら、リカバーするためのスキンケアも大切です。しかし、紫外線を決して怖がることはありませんので、しかるべきケアを行ってこれからの季節も楽しみましょう。
(クポノビューティー代表。美容研究家、美容ライター 星 ゆうこ
10年以上アパレル勤務後、2014年に独立。在勤中にスクールに通い基礎医学やホリスティック医学を学ぶ。美容&ファッションライターや化粧品&サプリメントの商品開発&経営のコンサルタント業を行う。)
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