“肝活”とはあまり聞きなれない言葉だと思いますが、その名の通り「肝臓をケアして美と健康のレベルアップをはかる活動」のことです。肝臓を元気にすると、スムーズなダイエットや美肌に導きます。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、肝臓ケアのために飲みたいお茶をご紹介します。
■肝臓をケアするメリット
肝臓は「アルコールを解毒する臓器」というイメージがありますが、「脂質」と「糖質」をエネルギーに変換しますので、いつも健やかにしておきたい臓器なのです。
■美肌の持ち主が肝臓も元気な理由
肝臓の状態は、肌のコンディションにも影響する場合があります。
「代謝」と「解毒」を行う肝臓が疲労して機能が低下すると、肌のターンオーバーのリズムが乱れやすくなります。そうなると、古い角質がたまることで毛穴が目立ったり、シミやくすみなどの肌トラブルにつながってしまいます。
■肝臓にやさしい食生活とは?
肝臓ケアを行うためには、食生活への注意が欠かせません。肝臓の解毒作用を酷使させるアルコールや食品添加物が多く含まれている加工食品はできる限り控えるようにしてください。
そのうえで、肝臓機能のアップが期待される「タウリン」という栄養素を摂取しましょう。牡蠣やイカ、たこといったシーフードをとりましょう。
また、梅干しも肝機能を高める作用が期待できるのでおすすめです。
■「肝活」のために飲みたいお茶3選
(1)ミルクシスルティー
別名を「マリアアザミ」という、ヨーロッパでは古くから肝臓のケアのために親しまれてきたハーブティーです。ストレスを緩和する作用も期待できます。
カフェインフリーですので、夜のティータイムにもおすすめです。
(2)ダンデライオンティー(たんぽぽ茶)
たんぽぽの根を煎って作られたお茶です。コーヒーのような味わいがあり、カフェインフリーですので寝る前に飲んでも安心です。
消化を助ける力もあるので、消化不良が気になる時にもおすすめです。
(3)ペパーミントティー
肝臓や胆のうの働きを高める効果が期待できるお茶です。こちらもカフェインフリーです。
独特の清涼感が心を落ち着かせ、カモミールティーやローズヒップティーとブレンドすることもおすすめです。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれています。気がついた時には手遅れになっていたというようなことがないよう、日頃から意識して肝臓にやさしい習慣を意識したいものです。肝活を行い、無理なく理想のボディと美しい肌を育てていきましょう。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※タウリン – わかさ生活
※梅 – わかさ生活