年齢とともにフェイスラインのたるみが気になるという人も多いですよね。加齢による皮膚のたるみが気になってくる世代に改めて見直してもらいたいのが「食事」です。柔らかいものばかり食べていないか、早食いになっていないかなど、自分の食事習慣を振り返ってみましょう。
ベジ活アドバイザーの筆者が、シャープなフェイスライン作りに役立つ食習慣を3つご紹介します。
■シャープなフェイスライン作りに役立つ食習慣3つ
(1)よく噛む動作で表情筋を鍛える
筋肉の1つである「表情筋」が衰えると皮膚や脂肪が下がりやすくなるため、フェイスラインがもたつくといわれています。
表情筋を鍛える方法として、マッサージやストレッチ、笑うことなどが挙げられることが多いのですが、よく噛むことも顔のたるみ防止には役立つといわれています。
(2)咀嚼回数が多くなる野菜を使う
よく噛むことを意識していても、意外とむずかしいですよね。
食物繊維の多い野菜や果物は、菓子パンなどと比べるとよく噛まないと飲み込めません。なので、食事に野菜や果物を使ったメニューを1品加えるだけでも、咀嚼回数を増やすことができます。
咀嚼回数が多いと満腹中枢を刺激して暴飲暴食予防にもなるので、ダイエットにもプラスに働きますよ。
(3)早食いをしない
最近の調査で、早食いと肥満との因果関係が明らかになっています。よく噛むことは肥満対策の行動療法の1つととらえられています。フェイスラインのたるみは表情筋が衰えることでもおこりますが、体重増加によってもおこることがあります。
よく噛むことは肥満予防とたるみ予防につながり、一石二鳥です。早食い傾向の人は気をつけましょう。
丼ものやパスタ、うどんなど、1品でお腹がいっぱいになってしまうものは、どうしても食べ終わる時間が早くなりがちです。サラダやお味噌汁など、箸休めになるものを上手に使ってゆっくり食べるようにしてください。
■サラダにナッツを入れる
野菜や果物にプラスして、ナッツ類もよく噛まないと飲み込めない食材です。「オメガ3」を含むくるみや「ビタミンE」を含むアーモンドなど、良質な栄養をもつナッツを活用しましょう。
そのまま食べても良いのですが、サラダに加えれば咀嚼回数を増やすことができるのでおすすめです。ナッツ類はカロリーも高いので食べすぎには気をつけましょう。
良い食事習慣を意識して、フェイスラインをすっきりさせたいですね。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※口元美人になる!噛んで小顔エクササイズ – ロッテ
※噛むことと健康との関係 – 日本成人病予防協会
※速食いと肥満の関係 -食べ物をよく「噛むこと」「噛めること」 – 厚生労働省