つやプラ

つやっときらめく美をプラス

更年期世代が食べるべき缶詰3つ

インナービューティー料理研究家
國塩亜矢子

缶詰は今や、「非常時の保存食」以上の存在。産地やこだわりの食材、オイルを使って真心こめて作られた缶詰は、味わいの良さはもちろんのこと、美容と健康面でも心強い存在です。

缶詰

インナービューティー料理研究家の筆者が、美容や健康に嬉しい栄養が豊富な缶詰を3つご紹介します。美味しくアレンジしやすいので、日々の食事作りにぜひ活用してみてくださいね。

■美と健康のサポートにおすすめの缶詰3選

(1)TOMINAGA さばオリーブオイル漬けガーリック/TOMINAGA

TOMINAGA さばオリーブオイル漬けガーリック/TOMINAGA

ガルシア社のエクストラヴァージンオリーブオイルを100%使用した、さばのオイル漬けです。オリーブオイルとサバ本来の良質な脂質をダブルで摂ることができます。成城石井などのスーパーで売っています。

サバの臭みは全くなく、和えるだけで美味しい料理が完成します。オイルも捨てず活用しましょう。

美容に嬉しい栄養ポイント

さばに豊富な良質な「たんぱく質」は、新生細胞のもととなる大切な栄養素です。私たちの活動エネルギー源としても欠かせません。ほかにも、「DHA」や「EPA」などの良質なオイルが豊富です。

オリーブオイルには抗酸化作用の高い「ビタミンE」が豊富です。これらの良質なオイルは、脳機能をサポートしたり女性ホルモンをサポートするなどの重要な働きが期待されています。

ガーリックは、血流促進の働きによる冷え対策や抗菌作用が期待される食材です。

おすすめの調理法

ガーリックは、血流促進の働きによる冷え対策や抗菌作用が期待される食材です。ガーリック風味のオイルは調味料としても万能です。筆者は、新玉ねぎやセロリと一緒に和えるだけの簡単サラダがお気に入りです。そのまま食べても、サンドイッチの具材にしても美味しいですよ

ガーリック風味のオイルは調味料としても万能です。筆者は、新玉ねぎやセロリと一緒に和えるだけの簡単サラダがお気に入りです。

そのまま食べても、サンドイッチの具材にしても美味しいですよ。
(150g 税込268円(1缶あたり)・編集部調べ)

(2)サヴァ缶 レモンバジル味/岩手県産

サヴァ缶 レモンバジル味/岩手県産

良質なたんぱく質や良質なオイルに加え、レモンに豊富な「ビタミンC」やバジルのさわやかな風味がプラスされた缶詰です。ラベルのおしゃれさもポイントです。

美容に嬉しい栄養ポイント

バジルには消化促進、自律神経やホルモンバランスの乱れによるイライラを鎮める働きが期待されています。魚にはご存じの通り、「カルシウム」や「鉄分」も豊富です。カルシウムは更年期症状やPMSのイライラ緩和にも効果が期待されています。

ビタミンCは鉄分の吸収率を高める働きも期待されているので、貧血が気になる際はさっとゆがいた「ほうれん草」とこの缶詰を和えることもおすすめです。

おすすめの調理法

ゆがいたパスタにそのまま絡め、塩・コショウ・オリーブオイルで味を調えるだけで美味しいひと皿が完成します。イライラが気になる時は、フレッシュバジルも追加すると良いですね。

トマトや玉ねぎと合わせてマリネにしたり、薄くバターを塗ったバゲットにのせてカナッペ風にすれば、ワインのお供にぴったりです。
(170g 税込410円・編集部調べ)

(3)とりささみフレーク/いなば食品

とりささみフレーク/いなば食品

ヘルシーで使い勝手のよい鶏ささみ肉の缶詰です。どこでも入手しやすいところも嬉しいポイント。

美容に嬉しい栄養ポイント

鶏ささみ肉を水煮にした缶詰は、さっぱりとした味わいです。高たんぱくなのに、ひと缶あたり42kcalと低カロリーなうえ、「糖質ゼロ」なのでダイエット中の方も安心です。

更年期世代は加齢により代謝が低下しやすく、同じ摂取カロリーでも以前より太りやすい体質に変化していく場合があります。ですが、ヘルシーな缶詰なら安心ですね。

おすすめの調理法

茹でたじゃがいもに和えてポテトサラダ風にしたり、卵焼きの具材にするのが手軽でおすすめです。キノコやニンジンなどと一緒に白米と一緒に炊き上げれば、手軽に炊き込みご飯ができます。

他の食材に和えるだけでも、おかずサラダが簡単に完成しますよ。
(70g 税込121円・編集部調べ)

非常時の保存食としても欠かせない缶詰を上手に活用することで、自炊の心強い味方になります。美容に嬉しい栄養豊富な食材をそろえておけば、買い物に行きそびれた日でも安心ですよね。今回ご紹介した商品はもちろん、他にもお気に入りの缶詰を探してみてください。

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

 

【関連記事】
ネバネバしてない方が美味!?実はNGな納豆の食べ方3つ
美容家に聞く年齢を感じさせない美肌の秘訣って?[PR]
たった3つの食習慣でヤセ体質に?!食べるべき食材とは?
白菜で身体スッキリ!デトックス野菜・白菜の大量消費レシピ

【参考】
TOMINAGA さばオリーブオイル漬けガーリック – TOMINAGA
サヴァ缶 レモンバジル味 – 岩手県産
とりささみフレーク – いなば食品
※吉田企世子・松田早苗/監修(2016年)『あたらしい栄養学』高橋書店
※上西一弘/著(2016年)『栄養素の通になる』女子栄養大学出版部
※板木利隆/監修(2008年)『からだにおいしい 野菜の便利帳』高橋書店
※吉田企世子/監修(2016年)『旬の野菜の栄養辞典』エクスナレッジ
※蒲池桂子/監修(2010年)『美肌美人栄養学』エクスナレッジ
※伊達友美/著(2010年)『食べる美女肌セラピー』エクスナレッジ
※斎藤糧三/監修(2016年)『スーパーフード事典 BEST50』主婦の友社
※白澤卓二/監修(2018年)『医者が教える最強の食事術』宝島社
※藤原昌高/著(2010年)『からだにおいしい魚の便利帳』高橋書店
※(2017年)『スパイス&ハーブの使いこなし事典』主婦の友社
※平田 雅子/監修(2010)『不調をなおしてキレイになる 女性ホルモン基本事典』成美堂出版

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

Related Article関連記事

最新の記事

お悩みから探すTrouble Category

フードの最新記事はこちら