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食べ過ぎたら即リカバー!「罪悪感を軽くする」4つの方法

エクササイズディレクター
森和世

食べ過ぎはダメ! 身体に悪いものは避けなきゃダメ! と思っていても、美味しい旬の食べものをいただく機会の多い季節は、ついつい食べ過ぎてしまうという方も多いと思います。

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「美味しいものさえあれば幸せ!」と思う気持ちも大切ですが、美味しい物をいただいた後にどのように行動するかどうかで、後々幸せな気持ちでいられるかどうかが変わってきます。そこで、今回は食べすぎた後に罪悪感を感じない方法をご紹介します。

■ダイエットに大切な心構え2つ

ストイックになりすぎず、体重の増減に一喜一憂しない

まずは、「自称ダイエットオタク」で、YOGAエクササイズディレクターである筆者から大切なことをお伝えします。あくまで持論ですが、女性は真面目に身体のことを考え、どんどん探求していくストイック型の人が多いと思います。筆者の場合は、ストイックに追求し自分にも厳しくなると、他人にも厳しさを求めがちになり、反省することも。さらに体重計の数値が全てになると、飲みすぎた日の翌朝には、体重計を壊したくなります。

柔軟な対応力、バランス力、軌道修正力

 1日で3kgも太るなんてことはそうそうありませんし、増えてもほんの少しの水分量かもしれません。食べ過ぎた時は、柔軟に軌道修正するバランス力が大切です。では、その方法を見ていきましょう。

■食べ過ぎたら実践して!あなたがすることリスト

翌日の食事で調整

 食べたものが体脂肪に変わるまでの目安の時間は、18時間と言われています。例えば、「昨日20時にとった食事は多かったな……」と思ったら、翌日の14時まで野菜ジュースを飲んで過ごすなど、水分のみの「プチ断食」でリセットしましょう。

タイムラグを上手に活用

体重の変化というのは、体型に反映されるまでに時差(タイムラグ)が生じます。この小康状態を上手に利用して、1食分をヨーグルトやフルーツなどに代替えすれば、そうそう焦る必要はありません。次に正しいアプローチとしては、体重を気にするのではなく、脂肪を減らすために身体を動かしましょう。

ここで再度確認です。太っているという状態は、実は体重が重いわけではなく、正しくは、「身体に余分な脂肪が溜まっている状態」です。つまり、体重を気にするのではなく、脂肪を減らすことが正しいアプローチ方法です。

食べ過ぎた直後は、とにかく動いて体温を上げて!

 「食べ過ぎたからもう嫌!」と思っても、摂ってしまったカロリーはなくなりません。そこは気持ちを切り替えて、身体を動かし体温を上げましょう。ちょっとした手足の動きでも代謝は上がり、体温が上がると代謝率は上がると言われています。食べ過ぎた後は、寝てしまわずに2時間は歩いたり、ストレッチをするなど、とにかく行動を起こせば脂肪を蓄えずに済みます。

たっぷり睡眠をとる!

 私たちの身体には「もっと食べよう!」と促すホルモンと「食べるのはやめよう!」と促すホルモンがあります。その中でも有名なのが、食欲を抑える「レプチン」と食欲を増進させる「グレリン」です。「睡眠時間が減るとレプチンが減り、食欲亢進物質のグレリンが増える」とアメリカの大学でも発表されており、5時間眠る人は8時間眠る人に比べて、血中のグレリンが約15%も多く、レプチンの量は約16%も少ないことがわかりました。さらに驚くのが、寝不足の人は、糖分や塩分、脂質たっぷりのお菓子や炭水化物を欲しがる傾向がありました。

■レプチン・グレリンとは?

【レプチン】(ギリシャ語の「痩せた」「薄い」という意味)

10年くらい前に発見された物質で、脂肪と腸から来るシグナルを主に脳の視床下部の満腹中枢に伝え、満腹感を与えてくれます。食欲を抑制する働きがあるホルモンといわれています。

【グレリン】(インド・ヨーロッパ言語で「成長」という意味)

5年位前に発見された物質で、胃から来るシグナルを主に視床下部に伝え、食欲を増進させる働きを持ちます。強力な成長ホルモン分泌促進作用などを有するペプチドホルモンです。

食べ過ぎた時こそ、今までのダイエット知識を使い、行動を起こして問題解決してください。そうすれば、食べ過ぎることも怖くなくなりますし、自分の身体をコントロールしている実感が気持ちを前向きにしてくれます。

(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

 

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