顔の中で一番大きな筋肉、大頬骨筋。この筋肉が衰えてたるむと、顔がどーんと大きく見えます。年齢や重力によるたるみだけでなく、楽しく食べて飲んだ日々を過ぎても、なかなか痩せないという人は、当然顔のむくみだけでなく体重も増加している傾向があるのです。今回はフェイシャルヨガ講師の筆者が、大頬骨筋を鍛えて頬たるみを予防する「顔ヨガ」をご紹介します。
■代謝が低下しても食事量をセーブしたくない…
20代の頃と違って、代謝が低下気味の30代・40代エイジング世代は、10年前と同じ量を食べても太りやすい体に……。体重の増加を気にして、食べたいものを我慢する美学も、ひと昔前のこと。せっかくのお酒や料理をセーブして、つまらない思いをするのもスマートな大人女子とは言えませんよね。
■大頬骨筋を鍛えてシャープな顔になれば、太って見えない!?
そこでカロリー計算をする前に、お酒も料理も美味しく食べても太って見えない、魅惑の方法をご紹介します。顔が常にシャープでむくみ&太り知らずをキープすれば、見た目は痩せた印象になるものです! 冬休み太りでぽっちゃりした人は、ぜひこの大頬骨筋を鍛える顔ヨガで、スリムな第一印象を手に入れましょう!
■頬たるみ予防の顔ヨガ
目安は、10秒キープを1日2回です。特に頬たるみが気になる人は、朝昼晩や保湿効果の高いバスタイムを利用して、回数を増やすと効果的です。
1.下唇を上唇にかぶせて、口を閉じた状態で口角を上げます。
2.亀が首を伸ばすようなイメージでアゴを突き出し、首もとを伸ばして10秒キープします。
いかがでしたか? パソコン中やトイレ、バスタイムなど、無表情で過ごすタイミングを利用して、続けてみてくださいね。春になる頃には、痩せ顔だけでなく、肌ツヤがよくなってパッと明るい印象になるはずです!
(Lapure(ラープレ)主宰/ヨガ&フェイシャルヨガ講師 森初世)
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