ヘアメイクの筆者が、こなれたお洒落を演出する「シニヨン」のやり方をご紹介します。デイリー使いしやすいアレンジなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
■どんなシーンにも使える若見えシニヨンアレンジ
用意するもの
・細いゴム 3つ
・アメピン 2つ(必要であればUピン)
・コテ、またはストレートアイロン
STEP1:一つ結びにする
一つ結びにする高さは、後頭部の下の位置。結ぶ時に顔周りや耳後ろ、襟足などに適度な後れ毛を出しておきましょう。
一つ結びにしたら、髪の表面の毛束を引き出して動きを出します。ぺたんとしやすい頭頂部と絶壁部分は2センチ程度毛束を引き出し、それ以外のところはバランスを見ながら1センチ程度引き出しましょう。
STEP2:毛束で三つ編みを2つ作る
一つ結びにした毛束を2つに分けます。1つは毛量多め、もう1つは毛量少なめにしましょう。
それぞれの毛束で三つ編みを作り、ゴムで留めます。大きさの違う三つ編みを作ることでルーズな質感が作りやすくなります。
STEP3:三つ編みをほぐす
三つ編みをそれぞれほぐします。三つ編みの両端3分の1程度の毛束を親指と人差し指でつまみ、1センチ程度引き出します。かっちりとした三つ編みがほぐれ、ゆるふわな仕上がりになります。ボリュームも出るので、シニヨンにした時に華やかさがでます。
引き出した時に三つ編み部分からピンと毛先が跳ねてしまう場合は1センチより短く引き出し、逆に物足りない場合は1センチより少し長めに引き出して調整しましょう。
STEP4:細い方の三つ編みをゴムに巻きつける
毛量が少ない方の三つ編みを、ゴムを隠すように巻き付けてピンで留めます。ピンが1本だけだと不安定な場合は、しっかり留まるように数本使ってもかまいません。
STEP5:もう片方の三つ編みを巻きつける
毛量の多い方の三つ編みも、STEP5と同じようにゴムを隠すように巻き付けてピンで留めます。
STEP6:全体のボリュームを調整する
鏡で確認しながら、ボリュームが足りないところは毛束を引き出し、ボリュームを抑えたいところはUピンを使って調整しましょう。
STEP7:後れ毛をコテで巻く
STEP1で残しておいた後れ毛を、太めのコテでゆるく巻いて完成です。前髪がある方は毛先が内に入るようにワンカール巻くと、後れ毛とのバランスが良くなり全体に統一感がでますよ。
シンプルなシニヨンも、毛先を三つ編みにしてからシニヨンにすることで華やかさが増し、大人お洒落を演出することができます。ゴムも隠せるので、ヘアアクセで隠す必要もありません。
また、後れ毛があるだけでラフな仕上がりになります。かっちりしたスタイルに見えがちなシニヨンと組み合わせることで、こなれ感がUPします。ぜひ、挑戦してみてくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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