歩く時に足首を痛めやすい方やぐらつきやすい方は、足裏にかける重心が偏っているかもしれません。足首がぐらつきやすいなど身体のバランスが乱れていると、ムダな脂肪を蓄えやすい身体になってしまう場合もあります。
ヨガインストラクターである筆者が、足のバランスチェックと座りながら足首の可動域を広げるトレーニングをご紹介します。足のむくみ改善にもおすすめなので、ぜひチェックしてくださいね!
■太りやすくなる原因にも!?足のバランスチェック
立った時に足裏全体で重心を支えられていないと、足首や膝の痛みの原因につながる場合があります。また、重心が不安定だと身体のバランスが乱れやすく、余分なところに脂肪がついたり腰痛を招いたりすることもあります。
足裏にかける重心のバランスがとれているか、以下の項目をチェックしてみてください。
□靴底が小指側だけ、または親指側だけすり減っている
□かかとをそろえて立った時にふくらはぎがつかない
□膝の向きが足の人差し指の付け根より内側(あるいは外側)を向いている
■座りながら足首の可動域を広げるトレーニング
足首がスムーズに動いて重心が安定するように、足首の可動域を広げるトレーニングを行いましょう。
準備するもの
・足に挟めるブロック:ブロックがない場合は、握り拳2個分くらいの長さがあるペットボトル、またはトイレットペーパーなどで代用してもかまいません。
STEP1:両膝の間にブロック、または代替物を挟む
椅子に座ったら、かかとの上に膝がきているかチェックしましょう。膝が直角に曲がってる状態が正しい座り方です。
その状態で両膝の間にブロック、またはブロックの代わりになるものを挟みます。
STEP2:つま先同士をくっつけたり離したりを繰り返す
両膝でブロックを挟んだ状態で、両つま先を内側に動かしてつま先同士をくっつけます。この時、かかとが動かないように気をつけましょう。
つま先をくっつけたら、今度はつま先同士を離して元の位置に戻します。このように、つま先をくっつける、離すの動作を繰り返します。目安は3分程度ですが、回数に制限はないので時間がある時は長めにやってもかまいません。
床に座ったバージョン
今回ご紹介したトレーニングは、床に座った状態でも行うことができます。
両膝を立てて床に座り、両膝の間にブロックまたは代替物を挟みます。両手を後ろの床につけ、背中をまっすぐにします。
椅子の時と同じように、つま先同士をくっつけたり離したりします。これを3分程度繰り返します。
今回は、膝下の筋肉をほぐしたり足首の可動域を広げることに役立つトレーニングをご紹介しました。溜まりやすい足先のリンパの流れ改善にも役立つので、ぜひこまめにとり入れてみてくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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