美ボディのために毎日エクササイズしている人も多いと思います。実は筋肉には種類があり、鍛えるとダイエットに効果的な筋肉があるのをご存知ですか? 今回は鍛えた方がよい筋肉「遅筋(ちきん)」について紹介します。
■筋肉には『速筋(そっきん)』と『遅筋(ちきん)』がある
筋肉には2種類あります。ひとつは瞬発力を生み出す筋肉で、白く見えるため「白筋」とも呼ばれる速筋。もうひとつは、持久力やバランスをとる時に使われ、赤く見えるために「赤筋」とも呼ばれる遅筋があります。
遅筋を鍛えると脂肪が燃焼しやすい身体に!
速筋は糖を栄養源とし、遅筋は脂肪をエネルギー源としています。そのため遅筋を鍛えると、脂肪燃焼をしやすい身体になると考えられるのです。さらに、筋肉の約2/3が集まる下半身の、特に遅筋を鍛えることにより、筋肉が縮んだり緩んだりしやすくなるため、心臓に血液が戻りやすくなり、血行がよくなるといった効果も望めます。
■遅筋を鍛える効果的な運動とは?
遅筋を鍛えるには、ズバリ有酸素運動が効果的。ヨガやピラティス、ランニング、ウォーキング、サイクリングなどがそれにあたります。有酸素運動を20分以上行うと、筋肉は脂肪酸を分解すると言われています。20分以上時間が取れないという方も、筋肉を鍛えると基礎代謝量が増え、ダイエットにつながるのでスキマ時間を有効に使いましょう。
遅筋トレーニングは家でもできる!
ジムやスタジオに行かなくても、遅筋を鍛えるための有酸素運動は自宅でもできます。つやプラでもさまざまなストレッチやエクササイズ、ヨガポーズを多数紹介していますので、関連記事や過去記事をぜひ参考にしてみてくださいね。DVD付き書籍やバランスボール、有酸素運動をするためのスマホアプリなどさまざまなグッズやツールも充実しているので、ぜひ活用してください。
いかがでしたか? エネルギーの消費量が他の筋肉より多い遅筋を増やせば、痩せやすい身体ををキープできますね。スキマ時間に有酸素運動をする習慣を身につけて遅筋を育て、美ボディをゲットしましょう。
(つやプラ編集部)
【関連記事】
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【参考】
※Yogini編集部著(2007)『ヨガが丸ごとわかる本』(枻出版社)
※宮崎義憲著(2013)『太ももを強くすると「太らない」「超健康」になる』(プレジデント社)
※田中宏暁著(2011)『スロージョギングで人生が変わる』(廣済堂出版)
※エアロビクス/有酸素性運動 – e-ヘルスネット_厚生労働省
※キレイな筋肉を身につけよう – ダイエットナビ_Panasonic