アラフィフ世代になると、背中のムダ肉が気になりますよね。
ヨガインストラクターである筆者が、背中にムダ肉がつく理由と、背肉解消につながるストレッチをご紹介します。
■V字鎖骨がサイン!?背中にムダ肉がつく理由
正しい姿勢の時、鎖骨は横一線になっていますが、肩が上がっていたり前傾姿勢になるとV字型になります。このV字鎖骨になる姿勢は背中の筋肉がうまく使えていない状態なので、長時間続くことで血流が悪くなると背中に脂肪がつきやすくなる場合があります。
さらに、この姿勢が長時間続くとリンパの流れが滞りやすく、その結果、老廃物や不要な水分がうまく排泄できないとむくみの原因にもつながります。
ですから背中のぜい肉ケアにおいて、鎖骨周りの筋肉をほぐすことも大切と言えます。
■背中のムダ肉改善につながるストレッチ
STEP1:脇の周りを揉む
脇を手で掴んだら、脇全体を10秒間揉みほぐします。痛気持ちいい程度の力加減で行ってください。反対側も同じように行います。
ポイント
脇にはリンパのツボがあるため、揉みほぐすことでリンパの流れが良くなります。こっている方は、少し長めにマッサージするのがおすすめです。
STEP2:鎖骨の下を揉む
手をグーにして鎖骨下にあてます。内側から外側にかけて手を動かしながら揉みほぐします。痛気持ちいい程度の力加減で、左右ともに10秒間ずつ揉みほぐしましょう。
ポイント
鎖骨下の溝部分を刺激するようにもみほぐします。こりがひどいと感じる方は、やさしい力加減で長めに揉むとほぐれやすくなります。
STEP3:肩回し
後ろで手を組んで、肩を後ろ回し、前回しと3回ずつ行いましょう。
ポイント
呼吸に合わせてゆっくりダイナミックに動かすことで、こり固まった筋肉がほぐれやすくなります。肩甲骨の可動域も広がるので、姿勢改善にも◎。
STEP4:肩のストレッチ
息を吸いながら肩を耳に近づけ、吐く息とともに肩を一気に下ろします。この動きを3回行いましょう。
今回ご紹介したストレッチは、最初にリンパや血流をよくしてから鎖骨や肩周りをストレッチする動きになります。数分でできる内容なので、ぜひ毎日の習慣にしてみてくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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【参考】
※いかり肩、なで肩…タイプによって違う肩こり対処法 ゆがみリセット学(3) – NIKKEI STYLE
※【カンタン10秒!背中痩せ】姿勢を保つ筋肉が鍵?背中のぜい肉をごっそり“そぎ落とす”美筋ヨガ – ヤフー
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※二の腕、鎖骨、脚のむくみを解消する、さとう式リンパケア。 – ヤフー