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下腹が出る原因は●●!?凹ませる「股関節エクサ」[動画あり]

パーソナルトレーナー・オンラインダイエットコーチ
藤本千晶

体重を落としても、下腹がなかなか凹まなくて悩んでいませんか? 実は下腹が凹まない原因は体重ではなく、姿勢の悪さに原因があるのです。

下腹

女性の体型改善の専門家であるパーソナルトレーナーの筆者が、下腹がやせない原因と、凹ませるためのステップエクササイズを紹介します。

■骨盤の傾きがぽっこりお腹の原因に

年齢を重ねると体型が変わってきてしまう大きな原因は、骨盤の傾きにあります。

骨盤は背骨を根元から支えており、その傾き方で姿勢に大きな影響を与えます。

たとえば、骨盤が後ろに傾いてしまった場合、人間はバランスをとろうとして背骨を曲げて、重心を身体の中心に持ってきてバランスをとろうとします。その結果、お腹に脂肪が集まり、ぽっこりとお腹がでてきてしまいます。

逆に、骨盤が過度に前側に傾いた場合は、背骨を過剰に反ってバランスをとろうとします。背骨を過度に反った反り腰になると、これもまたお腹が前に出てきてぽっこりと見えてしまいます。

すきま時間で下腹を凹ませる!サイドステップスクワット

ですから、骨盤の前後の傾きを正常な位置に保つことは非常に重要なのです。

■骨盤の傾きを改善するためには股関節を動かそう

骨盤の傾きを引き起こさないためには、股関節の筋力と柔軟性を保つことが非常に重要です。

骨盤の傾きは股関節を動かす筋肉が深く関わっており、ここの筋力や柔軟性が低下すると、骨盤の過度な傾きを生んでしまいます。

たとえば、お尻の筋肉である大臀筋は、弱く、硬くなると骨盤を後ろに引っ張り、骨盤を後ろに傾けてしまいます。

すきま時間で下腹を凹ませる!サイドステップスクワット

逆に、股関節の前側の筋肉である腸腰筋は、硬くなると骨盤を前側に過度に傾けてしまいます。

すきま時間で下腹を凹ませる!サイドステップスクワット

ですから、日常のちょっとした合間にも股関節を大きく動かして、筋力と柔軟性を保っておく必要があるのです。

腸腰筋を動かすためには足を上げることが有効ですし、大臀筋を鍛えるのにはしゃがむことが効果的です。

■股関節を動かす!サイドステップスクワットのやり方

今日は、調理している間や洗面所で歯磨きをしている間に出来るステップエクササイズ「サイドステップスクワット」を紹介します。

すきま時間で下腹を凹ませる!サイドステップスクワット

(1)立った状態から左脚を目一杯あげます。その状態から、左脚を左肩より外に出して着地させましょう。

すきま時間で下腹を凹ませる!サイドステップスクワット

(2)両足に体重をかけて、スクワットを行います。かかとが浮かないように注意しましょう。

すきま時間で下腹を凹ませる!サイドステップスクワット

(3)しゃがんだ体勢のまま、右脚を身体に寄せます。

(4)そのまま立ち上がりましょう。

(5)反対側に向かって、同様に行いましょう。

(6)(1)〜(5)を10回で1セットとして、2セット繰り返しましょう。慣れてきたら、回数を増やしていきましょう。

注意点

周囲の物を蹴らないように、十分に配慮しながら行いましょう。

股関節はスタイルを維持するためにも、落ちてきた体力を改善するためにも非常に重要な関節です。運動する時間がないからといって動かさないままでいては、筋力は衰えてお腹もぽっこりと出てきて、姿勢も悪化し体力も低下します。ちょっとした隙間時間に股関節を動かして、スタイルも体力も維持するようにしましょう。

(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)

 

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