大人気のシニヨンヘア。幅広い層に人気のヘアアレンジで親しまれていますよね。結んだ髪の毛先さえうっとおしく感じてしまう暑い夏に、ぴったりのスタイルでもあります。
美容師の筆者が、40・50代におすすめしたい、若作りに見えず、涼しげなお洒落シニヨンアレンジをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
■大人女性がお洒落にシニヨンアレンジをするコツ
大人気のシニヨンアレンジ。ご存知の方も多いかと思いますが、シニヨンアレンジとは、お団子ヘアのことです。
暑い夏の日にすっきりまとめたり、冬場にボリュームのあるファッションやニットなど首がつまった服を着たりするときにも大人気のヘアアレンジですよね。
上の方でまとめても下の方でまとめてもオシャレなシニヨンアレンジですが、40代からは、若作りに見えすぎないポイントを抑えることも必要!
基本の適度なこなれ感のあるルーズさや、髪の艶感に加え、シニヨンアレンジで押さえたい若作りに見えすぎないポイントをまとめましたので、参考にしてください。
(1)ルーズにくずしすぎたり、おくれ毛を出しすぎたりしない
年齢を重ねてくると髪の毛もハリがなくなり、パサつきやすくなります。若い頃は上手にまとめられたのに、>ルーズにくずしすぎてしまうことで、余計にパサパサして見えてしまうことも。
同様に、おくれ毛もこなれ感が出て素敵なのですが、出しすぎると疲れて見えてしまうこともあるので、適度な分量を出しましょう。
(2)下の方でまとめるシニヨンアレンジで、落ち着いた雰囲気に
シニヨンアレンジの高さの位置は、高いと若々しいイメージがでますが、若作りに見えすぎてしまうことも。
落ち着いた大人の雰囲気の仕上がりにするには、高すぎない下の方でまとめたシニヨンアレンジがおすすめです。
(3)メリハリをつける
全体的な仕上がりにメリハリを出すことで、若作りに見えない大人な雰囲気のシニヨンアレンジが楽しめます。
■必要な所だけ巻いて簡単に!大人のおしゃれシニヨンのやり方
ヘアアレンジを躊躇してしまう理由は、「初めのベース作りが大変だから」だったりしますよね。
今回はトップのみをコテで巻いて動きをつける、シニヨンアレンジのやり方をご紹介します。
(1)トップの髪の毛を取り分け、希望の仕上がりの高さで結びます
トップの動きが出ている部分と差をつけてメリハリを出すため、土台になる一つ結びはかっちりと結びます。
ワックスをつけてからまとめると、まとめやすいですよ。
(2)一つに結んだ部分をロープ編みにする
一つに結んだ部分を二つに分け、クロスさせてロープ編みにしていきます。
ロープ編みが出来たら二本の指を使い引っ張り出してルーズにくずしましょう。
(3)編んだ毛束を巻き付ける
先程のロープ編みを一つに結んだ部分に巻き付けていきます。
巻き付ける時は必ず毛先を持って巻き付ければ崩れる心配もありません。
巻き付けたら毛先の部分をピンで留めましょう。
ピンで留めるのが苦手だなという方は、巻き付けた上からゴムで結んでも固定できますよ。
(4)シニヨンにした部分を更に固定する
シニヨンにした部分を更に固定するために、左右から真横にピンを指します。
ピンで留めることにより、根元の髪に固定されるため崩れづらくなります。
(5)トップの髪の毛を巻く
動きを出したい部分なので、根元からしっかり巻いていきましょう。
今回はトップの動きを出すため、26ミリのコテで巻いています。
(6)巻いた髪をシニヨン部分に巻く
トップの巻いた部分を手ぐしでまとめ、シニヨンを巻き付けた部分に巻いていきます。
手ぐしでまとめたときに、トップの髪の毛の毛先をねじると崩れづらくなります。
(7)ピンで留めて完成!
トップの髪を巻き付け、ピンで留めて完成です。
トップに動きがあって、メリハリのあるシニヨンアレンジが出来上がりました。
若作りに見えない、涼しい40・50代のシニヨンアレンジをご紹介しました。これからの季節、浴衣を着られる方にもおすすめのアレンジです。ヘアアクセサリーを変えるだけでも雰囲気が変わるので、ぜひ試してみてくださいね。
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)
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