身体の内側の調子を左右するともいわれている「腸」。暑い季節は、冷たいものを飲むなどしてお腹を冷やすと不調を感じることもあると思います。
ヨガインストラクターである筆者が、腸の調子を整えることで期待できる効果と、腸の動きを良くするエクササイズをご紹介します。
■腸の調子を整えることで太りにくい体質に
腸の働きが悪くなると腸内に老廃物が溜まりやすくなり、血流が滞る原因につながります。そして血流が悪くなると、身体に必要な栄養が巡りにくくなり、脂肪として蓄積されてしまいます。
その状態が長期間続き皮下脂肪や内臓脂肪が増えることで、太りやすい体質になってしまうのです。
太りにくい体質を作るには、食事改善はもちろんのこと、腸の動きを活性化させるエクササイズをとり入れて腸内環境を整えることが大切です。
■腸の調子をよくするエクササイズ
STEP1:鼠蹊部(そけいぶ)を押して前屈
正座をしたら、両手をグーにして足の付け根部分にあてます。
そのまま上半身を前屈して、3呼吸ポーズをキープしましょう。キープが終わったら、吸う息と共に上半身を起こします。
STEP2:肋骨の下部分を押して前屈
グーにしている手を肋骨下にあて、そのまま前屈します。
この状態で3呼吸ポーズをキープします。腹式呼吸をすると腸の動きがさらに活性化してくれますよ。
STEP3:キャット&カウ
四つんばいになったら、吐く息と共に背中を丸め、吸う息に合わせて背中を反らせます。
背中を丸めた時は目線をおへそに向け、背中を反らせた時は目線を天井に向けると、よりポーズが深まります。この動きを3回行いましょう。
今回ご紹介したエクササイズは、無理なく続けやすい内容になっています。寝る前や朝起きた時に、ぜひ行ってみてくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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