アラフィフ世代の悩みである「中年太り」。つい食べすぎてしまう時もありますよね。
嗅覚反応分析士である筆者が、食べすぎを抑える効果が期待できるアロマをご紹介します。アロマの効果やおすすめの使い方などもまとめていますので、食べ過ぎが気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
■アロマが満腹中枢に与える効果
私たちの脳の視床下部には、空腹の時に働く「摂食中枢」と満腹の時に働く「満腹中枢」があるため、食欲を抑えるためには満腹中枢を刺激することがポイントです。
満腹中枢は視覚や味覚などに影響を受けますが、実は嗅覚からも刺激を受けやすいといわれています。そこで、満腹中枢を刺激して食欲制御に役立つ香りをご紹介します。
■食欲を抑えるサポートをしてくれるアロマオイル3つ
(1)ペパーミント
さわやかな香りのペパーミントには、脂肪分解・脂肪燃焼の効果が期待できます。また、空腹感を抑える作用も期待できるので、お腹が空いでいる時に嗅ぐのがおすすめです。
ペパーミントの香りを嗅ぐとさわやかな気分になるので、リフレッシュしたい時にも良いでしょう。
(2)バニラ
お菓子のように甘い香りのバニラは、嗅ぐだけでハッピーな気分になりますよね。
バニラの香りには、食欲を抑える効果が期待できます。また、神経系を整える鎮静作用があるため、心のリラックス効果も期待できます。
(3)グレープフルーツ
さっぱりした香りのグレープフルーツは、アロマが苦手な方でも試しやすい香りだと思います。
脂肪燃焼や食欲を抑える効果が期待できます。
■アロマオイルのおすすめの使い方
マスクにつける
専用のアロマシールに0.5滴ほどアロマオイルをつけてから、マスクの外側に貼るやり方です。
手軽に香りが楽しめるので、アロマ習慣がない方でも続けやすいです。
お湯に入れる
アロマポットやディフューザーにアロマオイルを入れて香らせるやり方は、部屋の芳香剤としてもおすすめです。
専用のポットがない場合は、お湯を張った食器の中にアロマを数滴入れるだけでOKです。
■アロマを使う時の注意点
アロマオイルは刺激が強く、原液を直接肌につけると肌荒れの原因となってしまいます。湯船の中に入れたりボディオイルに入れたりする場合は、キャリーオイルで薄めてから使うようにしましょう。
柑橘系のアロマオイルは太陽の光にあたると皮膚刺激を与える(光毒性)性質があるため、使用する時は皮膚につけずに芳香剤として使用しましょう。
今回は、スッキリした香りから甘い香りまでをまとめてみました。好みの香りを選んで、ドカ食い予防に活用してみてください!
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者/メディカルセラピスト小顔美容矯正士 mayu3)
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【参考】
※食欲の調節について – 東京薬科大学
※食欲を抑えるために脳の働きを利用しよう – 医療痩身専門サイト
※Vanilla dulls sweet craving – The Guardian
※香りを堪能してダイエット|美味しさの科学 – 小学館
※vol.071 香りで痩せる!?ダイエットの一つにアロマの香りを活用 – ミルボン
※バニラ – わかさ生活
※グレープフルーツ – わかさ生活