“お腹周りのたるみが気になるけど、筋トレがなかなか続かない”という方におすすめなのが「マッサージ」。血流を良くして脂肪燃焼を促すことで、お腹痩せにつながります。
ヨガインストラクターである筆者が、筋トレなしですっきりお腹に導くマッサージをご紹介します。お腹のブヨブヨ肉が気になる方は、ぜひチェックしてくださいね。
■お腹のブヨブヨ肉について
脂肪には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類があります。それぞれの違いは“脂肪がつく場所”。
内臓脂肪は腹腔内に脂肪がつきやすいためウエスト周りが大きくなる傾向に対し、皮下脂肪は皮下組織に脂肪がつきやすいため太ももやお尻を中心とした下半身が大きくなる傾向にあります。
お腹がブヨブヨしてたるんでいるという方は、皮下脂肪が蓄積していると考えられます。
■皮下脂肪を減らすには
皮下脂肪は、いったん脂肪がつくと減りにくい性質です。ダイエットをしても皮下脂肪は内臓脂肪よりも効果を実感しにくく、効果を感じるまでにおよそ半年から1年ほどかかるのが特徴とされています。
皮下脂肪を減らすには、代謝を上げて血流を良くすることが大切になります。血流が悪いと老廃物が蓄積しやすく、セルライトへと変わると痩せにくい体質になるので注意が必要です。
マッサージで脂肪燃焼しやすい身体に
皮下脂肪を減らすために筋トレや有酸素運動などの方法がありますが、運動嫌いな方におすすめなのは「マッサージ」です。
マッサージは、血流を良くすることはもちろん、こり固まった脂肪をやわらかくして脂肪燃焼しやすい身体に導きます。
■すっきりお腹に導くマッサージ
準備するもの
・ボディオイルやボディクリーム(洋服の上からマッサージする場合は何もつけなくてOK)
STEP1:肋骨をなぞるように揉む
みぞおちからスタートし、指を左右に動かして肋骨をなぞるように揉みます。これを2回行ってください。
STEP2:おへそ周りを時計回りにさする
おへそを中心に時計回りにさすります。これを3回行ってください。
STEP3:おへそ横から下に向かってつまむ
お腹の肉をつまんだり、はなしたりします。最初はおへその横からスタートし、リズミカルに下まで進んでいきます。これを脇腹まで繰り返しましょう。
STEP4:骨盤周りを揉む
骨盤周りを指でなぞるように揉みます。老廃物は骨盤のキワに溜まりやすいので、しっかりマッサージしましょう。
これを2〜3回行ってください。
STEP5:鼠蹊部を揉む
指先を鼠蹊部の内側にあて、指先を左右に小刻みにゆらしながら外側までマッサージしましょう。これを2〜3回行ってください。
今回ご紹介したマッサージは、血流を良くしてお腹周りの皮下脂肪を燃焼しやすくするマッサージです。代謝が上がりやすいお風呂上がりに行うと、より効果がUPが期待できます。ぜひ、試してみてくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者/メディカルセラピスト小顔美容矯正士 mayu3)
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【参考】
※皮下脂肪型肥満 – e-ヘルスネット
※【肥満チェック】内臓脂肪型・皮下脂肪型の違いと効果的なダイエット – NHK