ロングヘアやボブヘアで定番の「ワンカール」。皆さんは、どのようにスタイリングをされていますか?
美容師の筆者が、簡単にできるワンカールのやり方をご紹介します。
■誰でも簡単にできる!ワンカールヘアのやり方
ブラシを使ってブローしたりコテやストレートアイロンを使ったり、マジックカーラーなどを使用するなど、ワンカールにする方法もさまざまです。
得意、不得意もあると思いますが、今回はストレートアイロンとマジックカーラー(ホットカーラーでも代用可)、コテ(カールアイロン)を使った簡単な方法をご紹介します。
ストレートアイロンを使った場合
(1)ストレートアイロンではさめる幅の髪をきれいにとかします。
(2)ストレートアイロンで毛先をはさみます。
(3)(4)ストレートアイロンを内側に入れるように滑らせます。
ポイント
ストレートアイロンを滑らせるようにあてることがポイントです。途中で止めるとカクッと跡がついてしまうので気をつけましょう。
ストレートアイロンで仕上げることで髪表面につやが出て、きれいな仕上がりになります。
マジックカーラーを使った場合
(1)巻く部分をきれいにとかします。
(2)マジックカーラーを巻きつけます。
(3)そのまま5分ほど置いて、形をつけましょう。
ポイント
マジックカーラーに髪がきちんと絡む程度の量を意識してください。髪の量が多すぎるとマジックカーラーに髪が均等にくっつかず、カールがつきづらくなります。形がつきづらいという方は、巻いた後に軽くハードスプレーをかけると形がキープされます。
マジックカラーで巻くとしっかりと形がつくわけではないですが、柔らかい雰囲気のワンカールになります。
コテを使った場合
(1)コテで巻く髪をとかして整えます。
(2)コテを毛先から巻きつけて、10秒ほどキープします。
ポイント
コテの形状は筒形なため、巻きつけるだけでワンカールを作ることができます。ですが、滑らせるだけでは形がつきにくいので、必ず巻いた状態を10秒ほどキープしてください。
柔らかい雰囲気になり、ご紹介したワンカールヘアのやり方のなかで最もクルっとした仕上がりです。
■ヘアカットも重要
簡単にワンカールヘアをセットするためには、美容師さんのカットの技術も重要です。
ヘアオーダーの際に、「毛先が内に入るような仕上がりにしたい」という要望を伝えましょう。ワンカールの雰囲気や髪質にもよりますが、毛先が内に入る程度のワンカールであれば、髪のクセが強くない限り乾かすだけでまとまるはずです。
カウンセリング時に、しっかりと要望を伝えてくださいね。
■ワンカールに適していない長さ
ワンカールをするにあたって、適していない長さがあります。それは、肩にあたるくらいの長さ。どのようなカットをしても、髪が肩にあたってしまうとはねてしまいます。
ワンカールにしたい方は、肩につかない長さか、鎖骨下くらいの長さにしましょう。
今回は、ワンカールの簡単スタイリング法をご紹介しました。ワンカールの方法もさまざまなので、自分に合った方法を見つけてみてくださいね。どうしても上手くできない方は、ワンカールのパーマをかけることもおすすめです。
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)
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