最近、スーパーにも並ぶようになった植物性ミルク。美容や健康に関心のある方から注目されていますが、実は、痩せたいときにも植物性ミルクは役立ちます。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、痩せたい人におすすめの植物性ミルクについてご紹介します。
■植物性ミルクってどんなもの?
植物性ミルクとは、豆やナッツ、穀物といった植物由来の原料から成分を抽出して作られたミルクのことです。
色や味わいも牛乳に近く、牛乳がからだに合わない乳糖不耐症の方や、牛乳アレルギーの方にとっては、牛乳の代替品として重宝されているものでもあります。
■植物性ミルクでダイエットのサポートが期待できる理由
植物性のミルクは、いずれも一般的な牛乳に比べて低脂質なことがポイントです。
脂質は、1gあたりのカロリーが高いため、脂質を抑えることで摂取カロリーも少なくすることが出来ます。
さらに、食物繊維が豊富に摂取出来ることもメリット。食物繊維には腸のぜんどう運動をうながし、食べ物の残りカスを速やかにからだの外に出してくれる作用があります。
■痩せたいなら飲みたい!植物性ミルク4つ
(1)豆乳
豆乳はもっともおなじみと言える植物性ミルク。牛乳に比べても引けを取らないほどのたんぱく質を含みながら、低脂質なので大変ダイエット向きの飲み物です。
豆乳を選ぶ際は、糖分が加えられた調整豆乳より、大豆だけで作られている無調整豆乳をどうぞ。大豆の栄養価がより多く摂取出来ます。
(2)ライスミルク
ライスミルクとは、その名の通りお米を原料としたミルクです。
白米由来と玄米由来のものがありますが、ダイエットしたいときには玄米から作られているものがおすすめです。
玄米には食物繊維が豊富に含まれているほか、肥満を防ぐ働きのあるγ-オリザノールという成分も含まれています。
また糖質の代謝を活発にするビタミンB1も摂取出来ます。自然な甘みもダイエット中にはうれしい味わいですね。
(3)マカダミアミルク
このところスーパーでも見かけることが多くなったマカダミアミルク。マカダミアナッツを原料としたミルクで、腸の働きを活発にするオレイン酸が含まれています。
便通がよくなると、栄養素の消化や吸収、老廃物の排出もスムーズになるため、代謝もアップし、痩せやすいからだに整います。
さらにマカダミアナッツに含まれるカリウムには、むくみを予防・改善する働きがあります。
また、香ばしくほんのりした甘みはカフェオレにぴったり。ノンシュガーでも美味しくいただけます。
(4)オーツミルク
オーツ麦を原料としたオーツミルクには、腸内の要らないものを体外に排出させる働きを持つβ-グルカンが含まれており、腸内環境の改善に役立ちます。
糖質の代謝を助けるビタミンB1、脂肪燃焼をうながすビタミンB2も摂取出来るので、痩せたいときにはおすすめの植物性ミルクです。
オーツミルクの作り方
オーツミルクは、自宅でも簡単に作れます。ぜひお試しください。
材料(作りやすい分量)
オートミール 1カップ
水 3カップ
作り方
(1)オートミールに水を加え、ひと晩置きます。
(2)(1)をミキサーで攪拌します。
(3)(2)をガーゼで漉せば完成です。
からだにもやさしく、食生活の幅も広がる植物性ミルク。素材の豊かな風味が活かされているのも魅力ですね。いろいろ試して、ご自身のお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※レシチン – わかさ生活
※玄米 – わかさ生活
※マカダミアナッツ – わかさ生活
※β-グルカン – わかさ生活