ヘルシーで栄養価の高い「豆乳」を、美容と健康のために意識してとり入れているという人も多いですよね。実は、豆乳に期待される効果は、“飲むタイミング”で異なると考えられています。
ベジ活アドバイザーの筆者が、ダイエット中におすすめの豆乳の飲み方&摂り方をご紹介します。
■豆乳の栄養
女性ホルモンとよく似た働きをする「イソフラボン」が注目される豆乳ですが、「大豆たんぱく質」をはじめ、ビタミンやミネラルをバランスよく含みます。若返りのビタミンとの別名がある「ビタミンE」、代謝を手助けする「ビタミンB群」「葉酸」「鉄分」「カルシウム」の他、糖質や脂質の代謝を助ける「モリブデン」や「食物繊維」など、多くの栄養素を含みます。
コップ1杯(206g)あたり約95カロリーとヘルシーにいただけるのも利点でしょう。
■ダイエットに役立つ豆乳の飲み方
食事の前に飲んで食べすぎ防止
食べすぎを防止したい時は、豆乳を食事の前に飲むことがおすすめです。満足感を得やすくなります。その際は、甘みを加えていない無調整のものにしましょう。
豆乳に含まれる「大豆たんぱく質」は、穏やかな血糖値上昇に役立つといわれています。食前に豆乳を飲むことで、太りにくい身体作りをサポートします。
食事中・食後に飲んでコレステロールを排出
コレステロールが気になる人は、空腹時よりも食事中、もしくは食後に飲むとよいですね。
■豆乳の適量
身体によいといわれる豆乳ですが、“過ぎたるは猶及ばざるが如し”という言葉のように飲み過ぎはよくありません。成人(妊婦を除く)で1日400〜600mlといわれています。
手軽に飲むことができるのが利点ですが、無理せずに適量を飲むよう心がけてください。
■ダイエット中におすすめの豆乳料理
ダイエット中は、少量でもお腹が満たされる「豆乳鍋」がおすすめです。
栄養豊富な豆乳ですが、「ビタミンC」は含まれていません。そこで、ビタミンCの含有量が多い野菜と組み合わせると栄養を補給できます。
また、豆乳に多く含まれている「鉄分」はビタミンCと一緒にとることで吸収率を高めます。もちろん野菜だけはなく、お好みで肉や魚を入れてもよいでしょう。身体も温まるので、一石二鳥ですね。
豆乳の適量を把握して、目的に応じて飲むタイミングを変えてみてもいいですね。おすすめの豆乳鍋もよかったらお試しください。ヘルシーながらお腹いっぱいになりますよ。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※ありがとうの種 – マルサンアイ
※イソフラボン – わかさ生活
※モリブデン – わかさ生活
※豆乳 – カロリーSlism
※コレステロールと中性脂肪について詳しく知ろう – 大正製薬
※大豆など「植物性タンパク質」が糖尿病リスクを低下 動物性の3%を置き換えただけで効果 – 糖尿病ネットワーク
※鉄 – わかさ生活