「タマネギ」が美味しい季節になってきましたね。
タマネギは炒めても煮込んでも美味しいですが、秋の常備菜におすすめしたいのがお酢とタマネギを合わせた“酢タマネギ”です。お酢とタマネギはどちらも美容と健康に役立つ食材ですし、酢タマネギは簡単に作ることができますよ。
ベジ活アドバイザーの筆者が、酢タマネギの作り方と効果、栄養価を高めるダイエットに役立つ食材をご紹介します。
■酢タマネギの効果
毎日大さじ1杯ほどのお酢をとると、食後血糖値の上昇の抑制や内臓脂肪を減らす働きがあることが報告されています。
血行を促進し血液をサラサラな状態に保つ働きがある「アリシン」や、腸内環境の改善に役立つ「オリゴ糖」や「食物繊維」を含むタマネギと組み合わせることで、ダイエットの手助けになると考えられています。
■「酢タマネギ」の作り方
主な「酢タマネギ」の作り方は、タマネギ1個に対してお酢をひたひたになるまで(約200ml)注いではちみつや砂糖、塩などで味をつけるのが主流になっていますが、少量からでも作ることができます。オイルを使わないタマネギのお酢マリネのように思っていただくとよいでしょう。
今回は、試しに酢タマネギを作ってみたい人向けに少量のレシピをご紹介します。もちろん、倍量で作ってもOK。生活スタイルによって量を変えてみてください。
材料(2〜3人分)
・タマネギ 4分の1個
・酢 タマネギが浸る量
・塩 適宜
・はちみつ 小さじ2
作り方
(1)タマネギの皮をむいて薄切り、もしくはみじん切りにしたら、塩をふって20〜30分放置します。
(2)(1)のタマネギを清潔な容器に入れ、そこに酢とはちみつを入れてよく混ぜ合わせたら完成です。
■ダイエットにおすすめ!酢タマネギに加えたい食材
さっぱりとした酢タマネギは箸休めにもなりますし、アイデア次第でさまざまなアレンジができることも利点です。冷蔵庫にある食材を加えてバリエーションを広げましょう。
ワカメ
食事でワカメをとると、⾷後⾎糖値と脂質の上昇抑制に役立つことが研究で発表されています。腸内細菌のエサとなり善玉菌を増やす働きがある「食物繊維」も含むので、酢タマネギに加えることでよりダイエットの助けとなるでしょう。
タマネギとワカメ、お酢の組み合わせは相性がよく、違和感なく食べることができます。乾燥のカットワカメでも期待される効果は変わらないようです。
トマト
トマトには「β‐カロテン」や「ビタミンC」などのすぐれた抗酸化作用をもつ栄養素が含まれています。特に、β‐カロテンはタマネギには微量にしか含まれていない栄養素ですので、一緒にとることで栄養素を補うことにつながります。
そのまま加えて酢の物としていただくのもよいですが、少量のオリーブオイルや亜麻仁油などを加えても◎。アレンジして楽しみましょう。
タマネギを切ってお酢と合わせる「酢タマネギ」は、保存もできる優秀な常備菜です。そのまま食べて箸休めにしてもよいですし、冷蔵庫にある食材と組み合わせてアレンジしてもよいでしょう。ダイエット中の食事のバリエーションを広げたいという人におすすめです。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※アリシン – わかさ生活
※内臓脂肪が気になる方におすすめ!毎日約大さじ一杯のお酢 – ミツカン
※朗報!食後の血糖値上昇を緩やかにするお酢の効果とは? – ミツカン
※ワカメを糖尿病の食事療法に活用 ⾷後の⾎糖値と脂質の上昇を抑える – 糖尿病ネットワーク