オバ見えする自分の写真を見てショックを受けたことがある人も多いのではないでしょうか。
53歳でミセスコンテストに初出場し、日本大会のファイナリスト、そしてシニアモデルでもある筆者が、わざとらしくならない「40・50代の写真写りが良くなるコツ」を伝授いたします。
■脱おば見えの鉄則5つ
(1)真ん中で写真を撮る
写真嫌いな人にありがちなのですが、友達や家族で写真を撮るときに遠慮をして端に立っていませんか?
実は、写真の左右の端は、ゆがんだり横に伸びて写りやすいのです。なので、複数人で写真を撮るときに端に立つと、太って見えたりゆがんだりして、おば見えを招く場合があります。
写真を撮るときに脱おば見えしたいのならば、恥ずかしがらずになるべく自分のポジションが真ん中になるようにしましょう。
(2)斜め上から撮る
スマホで撮った自分の写真を見たときに、二重あごにショックを受けたことがある人も多いでしょう。そのとき、下方向から写真を撮りませんでしたか?
遠めの全身撮影で脚を長く見せたいときは下方向から撮っても良いのですが、上半身や顔をアップで撮るときに下方向から撮るのはNGです。
脱おば見えを狙うのならば、必ず斜め上方向から撮るようにしましょう。その方が断然、目がぱっちりと大きくなり、小顔に写ります。
(3)写真を撮るときに息を止めない
写真に写る自分の顔が、いつも怒っているように見えたり、なんだか怖いと感じているあなた。写真を撮るときに息を止めてはいませんか?
ヨガやストレッチのレッスンで、インストラクターが「息を止めず、吐くように意識しましょう」と言いますよね。写真も同じです。
例えば、写真をとるときに定番の言葉「ハイ、チーズ」の合図で写真を撮るとしたら、「ハイ」で息を吸って「チーズ」のときに息を吐きましょう。息を止めるよりも、息を吐いているときの方がリラックスした表情で写りやすくなります。
(4)自分の「愛おしいもの」を思い浮かべる
写真を撮るときに、自分の「愛おしい」と思うものを思い浮かべてみてください。これは昔、筆者がモデルの仕事現場で緊張して表情が硬くなってしまったときに、撮影しているプロのカメラマンの方に言われた一言です。
写真を撮るときに緊張して表情が引きつってしまう人は、ペットや好きな芸能人などを思い浮かべてみてください。ですが、このときにほほ笑み過ぎて、目が細くならないように注意しましょう。目をしっかり開ける意識を忘れないようにしてください。
(5)目力アップが大切
年齢を重ねると、目力が弱くなりがちです。写真を撮るときは、いつもよりも「目力アップ」を意識したメイクにしましょう。
筆者の普段メイクは眉毛を描くだけのナチュラルメイクですが、宣材写真等を撮るときは、アイラインやつけまつげが欠かせません。
「少しメイクが濃すぎたかな?」と思うくらいが、実は写真では丁度良いくらいなのです。
写真を気軽に撮る時代になったので、写真を撮る機会が増えていると思います。写真は何年も思い出として残り、一目にも触れるものですので、できるだけ若々しくキレイに写りたいですよね。今回ご紹介した「脱おば見えの鉄則」を、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(フィットネス美トレーナー MIKA)
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