飲み物のなかには、脂肪燃焼やコレステロール低下の制御に役立つものがあります。
ベジ活アドバイザーの筆者が、食事中におすすめなダイエットに役立つ身近な飲み物を3つご紹介します。料理によって使い分けるなど、無理のない範囲で適量を飲むようにしてください。
■食事中におすすめ!ダイエットに役立つ身近な飲み物3つ
(1)ウーロン茶
エネルギー代謝に与えるウーロン茶の働きについて、さまざまな研究がされています。
筑波大学が行った研究では、ウーロン茶やカフェイン飲料を朝食・昼食時に飲むと睡眠を妨げることなく、1日の脂肪燃焼が促進されることが明らかになっています。睡眠時の脂肪燃焼を促す効果は、ウーロン茶の方がカフェイン摂取よりも大きい結果になりました。
身近な飲み物でもあるので、無理なくとり入れたいですね。
(2)豆乳
食事でとったコレステロールが体内に吸収される際に豆乳を飲むと、「大豆たんぱく質」がコレステロールを吸着して体外へ排出すると考えられています。
飲むタイミングは、食事中もしくは食後がベスト。コレステロール上昇予防に役立ちます。
(3)緑茶
さまざまな健康・美容によい働きがあることがわかっているお茶。毎日の食事でとることで、生体調節機能を得ると考えられています。
緑茶に含まれる「カテキン」には、食品中の炭水化物がブドウ糖に分解するのを防ぐ抗肥満作用や、血中コレステロールの上昇を抑える作用が期待されています。
日本人にとって身近な飲み物ですので、生活のなかで活用したいですね。
緑茶に含まれるカフェインはどのくらい?
コーヒーに含まれているイメージが強い「カフェイン」ですが、緑茶にも含まれています。100ミリリットルあたりのカフェインの量で比較した時、コーヒーは60ミリグラム、一般的な煎茶は20ミリグラムですが、日光を一定期間遮断した茶葉を使う玉露は160ミリグラム含まれています。
お茶の種類によってカフェインの量が異なることも知っておくとよいでしょう。カフェインにも代謝を促進するなどの働きがありますが、飲みすぎはNG。適量を心がけるようにするとよいですね。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※ウーロン茶を飲むと「脂肪燃焼」が促される 肥満の抑制効果を期待 カフェイン以外が作用か – 日本生活習慣病予防協会
※Q&A – マルサンアイ
※お茶の健康効果(PDF) – ふじのくに