代謝を活発にして熱を生み出す働きや、脂肪の分解を促すのに役立つといわれる「生姜」。冬は料理にちょい足しするという人も多いですよね。
ベジ活アドバイザーの筆者が、家で簡単に作ることができる「酢生姜の作り方」と、その食べ方をご紹介します。
■酢生姜の作り方
酢を加えてつくる「酢生姜」は生姜と酢のよいところどりで、ダイエットにもおすすめ。手軽に作ることができて料理にも活用しやすいので、ぜひ試してみてください。
材料(作りやすい分量)
・生姜 100g
・酢 100ml(生姜がつかるくらい)
・はちみつ 大さじ1
作り方
(1)生姜をよく洗い、皮ごとみじん切りにします。
(2)清潔なビン、もしくは容器に(1)と酢、はちみつを入れて混ぜます。
(3)冷蔵庫で一晩置いたら完成です。
酢の酸味や生姜の辛みが苦手な人は、材料を小鍋に入れてさっと加熱すると食べやすくなります。
酢は黒酢や米酢、リンゴ酢など、お好きなものでOKです。冷蔵庫で2〜3日保存できますので、料理に加えてみてください。
■酢生姜がダイエットにおすすめの理由
生姜は代謝を活発にする他、脂肪の蓄積を抑制する働きや、脂肪の分解を抑える働きが期待されている食材です。
食後血糖値の上昇抑制や内臓脂肪を減少させる働きなどが明らかになっている酢と組み合わせることで、よりダイエットに役立つと考えられています。
以下のちょい足しレシピを参考にご活用ください。
■ダイエットごはんにおすすめ!酢生姜ちょい足しレシピ3つ
(1)酢生姜+豆乳
冬の朝ごはんや小腹が空いた時におすすめしたいのが、酢生姜+豆乳の組み合わせ。
豆乳に酢を加えるととろみがついて、“おぼろ豆腐”のような食感になります。台湾では“シェントウジャン(鹹豆漿)”と呼ばれ、朝ごはんによく食べられているのだそう。
豆乳を飲むと満腹感を得やすくなりますし、生姜が入っているので代謝を高めたい冬にぴったりです。
材料(作りやすい分量)
・豆乳 200ml (無調整豆乳)
・ネギ 適宜(あれば)
・お好みでラー油など 適宜
A
・酢生姜 小さじ2
・醤油 小さじ1
作り方
(1)豆乳とAの材料全てを耐熱容器に入れて、600Wの電子レンジで2分加熱します。
(2)ゆっくりとかき混ぜ、お好みでネギやラー油を足していただいてください。
(2)酢生姜+味噌汁
一見、合わないと思う酢と味噌汁の組み合わせですが、さっぱりいただきたい時におすすめです。
お椀1杯の味噌汁に小さじ1程度の酢生姜を加えてみましょう。生姜の風味もあり美味しくいただけます。
「食物繊維」たっぷりの野菜と発酵食品である味噌と酢の組み合わせは、腸内環境を整えるのにも役立ちそうですね。
(3)酢生姜+納豆
納豆に酢を加えて混ぜると、納豆の粘り気が弱まりふわっとした食感になります。また、酢が入ることでまろやかな味わいになります。
生姜のピリリとした風味がアクセントとなり、納豆がより美味しくなります。納豆が苦手という方でも、食べやすくなるでしょう。
「酢生姜」の作り方と具体的な食べ方をご紹介しました。もちろん、ドレッシングや酢の物に活用していただいてもOKです。揚げ物や油を多く使う中華料理にちょい足しするのもよいでしょう。
ご紹介したレシピ以外にもさまざまな使い方や食べ方があるので、無理なくお試しください。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
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※内臓脂肪が気になる方におすすめ!毎日約大さじ一杯のお酢 – ミツカン
※朗報!食後の血糖値上昇を緩やかにするお酢の効果とは? – ミツカン
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