お腹まわりを引き締めたいけれど、ジムに行ったり、お家で筋トレをしたりするのは「面倒で続かない」という方も多いのではないでしょうか?
そんな方にぜひトライしてほしいのが、お腹をグッと伸ばす“お腹伸ばしストレッチ”です。
ヨガインストラクターである筆者が、“お腹伸ばしストレッチ”の魅力と、やり方を紹介します。
■“お腹伸ばし”はなぜお腹痩せにいいの?
「腹筋が割れている」と表現されるお腹の筋肉のことを、「腹直筋」と呼びます。
腹直筋は、骨盤前面〜肋骨、剣状突起まで繋がっている太くて長い筋肉で、お腹の筋肉の中で一番大きい筋肉です。
主に背中を丸めるときに力を発揮する筋肉ですが、パソコン作業で前のめりな姿勢になりやすいデスクワークの方や猫背が癖になっている方は、無意識のうちに背中を丸めていることが習慣になっているため、腹直筋が緊張して凝り固まってしまいます。
腹直筋が凝り固まった結果、猫背が定着し、お腹周りの脂肪が押し出されてくびれがなくなり、太って見えてしまいます。
■簡単!お腹伸ばしストレッチ
凝り固まった腹直筋をほぐすために、お腹を伸ばすストレッチを紹介します。
「痩せているのにお腹だけ締まりがない」という方にもおすすめの内容なので、ぜひ試してくださいね。
(1)絡めた手を上に上げて、上半身を伸ばします。
みぞおちを引き上げるようにして呼吸を繰り返すと、腹直筋が伸びやすいです。
(2)そのままのポーズで1〜2分キープします。
外出中の場合は、手を上げずにそのままの体勢で、みぞおちを引き上げるイメージで腹直筋を伸ばしましょう。
みぞおちを引き上げる感覚が分かりにくいときは、手を背中側で組んで行うと分かりやすくなります。
ウエストにきかせるワンステップ
お家でストレッチする場合は、さらにワンステップ。
(1)上で手を組んだら、息を吐きながら左右どちらか片方に上半身を倒して、深い呼吸を1分前後繰り返します。
(2)終わったら上半身を起こして、反対側も同じことを繰り返しましょう。
左右に上半身を倒すことで、脇腹にある腹斜筋を鍛えられるので、ウエストのくびれにも効果的です。
ご紹介したストレッチは、お腹を伸ばすことで、腹直筋を柔らかくして可動域を広げる内容です。腹直筋の可動域が広がると姿勢改善にも繋がって、お腹まわりのラインもきれいに見えます。ぜひ、家事や会社などのスキマ時間を活用してやってみてくださいね。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者/メディカルセラピスト小顔美容矯正士 mayu3)
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