「ダイエットには朝の活動が大切」といわれることから、「朝にしっかりと朝食をとり、運動をしたい」と考えている方も多いでしょう。
しかし、なかなか目を覚ますことができず、「気づいたら出勤時間になっていた」ということも多いのではないでしょうか?
女性の体型改善専門パーソナルトレーナーの筆者が、朝スッキリと目を覚まし、体を目覚めさせるために起床後にやるべきことを紹介します。
■カーテンを開けて日光に当たる
朝起きて最初にやりたいことは、カーテンを開けて日光に当たること。明るい光に当たることで、スッキリと目を覚ますことができるのです。
起床直後に明るい光に当たると、交感神経系活動の亢進作用、体内時計のリセットが行われ、覚醒が促されることが知られています。
また、光を日中に浴び続けることで、体内でセロトニンというホルモンが分泌されます。これがメラトニンという睡眠を導入するホルモンの材料となり、夜のスムーズな入眠に繋がります。
このように、起床直後に日光に当たることはスッキリと目を覚ますことにとても効果的なうえ、一日の生活リズムを整えるうえでもとても効果的なのです。
■水を飲む
次に、起床直後にスッキリと目を覚ますためにやりたいことは、水分補給です。
水分を補給することで、日常の活動をする準備を整えることができます。
睡眠中に人は350ml程度の汗をかくといわれています。ですから、起床直後は軽い脱水状態になっていると考えられます。
目を覚ますためには軽い運動やストレッチを行うのが効果的ですが、脱水状態で運動をするのは体に負担もかかり、あまりオススメできません。
ですから、起床直後にはコップ1〜1.5杯程度の水分を補給してから活動を始めることをおすすめします。
■ストレッチを行う
水を飲んだ後にはストレッチを行いましょう。固まった筋肉をほぐして、体を動かしやすい状態にしてくれます。
睡眠中はあまり関節を動かしません。そのため筋肉はガチガチに固まって、動かしにくい状態になっています。
起きてすぐに運動をするのも悪くないのですが、関節を大きく動かすようなエクササイズは関節を痛める可能性が高まります。
そのため、まずはストレッチをして筋肉をほぐし、関節を動かしやすくしてあげましょう。
ストレッチをすることで血流がよくなり、筋肉も温まるため、目も覚めやすくなります。
まずは運動する前に軽くストレッチを行うようにしましょう。
朝にスッキリと目を覚まして活動を開始することで、一日を快調にスタートすることができます。今回紹介した方法を利用して、ぜひスッキリして最高のスタートを切ってください。
(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)
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