ぽっこりお腹をなんとかしたくて、便秘やお腹の不調を解消するために、乳酸菌や食物繊維の含まれた食品をインナーケアとして取り入れている人は多いですよね。
それに加えて、外から腸に刺激を与えるマッサージを行うことでも、便秘改善やぽっこりお腹の対策を行うことはできます。
ビューティーヘルスエディターライターの筆者が、便通を促してお腹痩せも期待できるマッサージをご紹介します。
■マッサージで腸内改善!
お腹のマッサージは、外から腸を刺激して、腸のぜん動運動を促すことができます。
腸のぜん動運動を促すには、適度な運動が効果的だといわれていますが、マッサージで筋肉に刺激を与えることでもお腹周りの血行がよくなり、胃や腸の働きを活性化します。
お腹をマッサージすることで、腸の働きが改善され、便秘や冷えが少しずつ緩和し、解消されていきます。さらにそれらの解消により、肌荒れやむくみなどのお悩みにも嬉しい効果が期待できます。
また、お腹の不調が改善していくと、リラックス作用も高まるなど、メンタル的にもよいことがありますよ。
セルフケアでも腹部を刺激するような軽いマッサージを続けることで腸内環境を整えることができます。毎日の習慣に取り入れましょう。
■マッサージの前に自分のお腹を触ってみよう!
お腹痩せを目的としてマッサージを行う際、まずは自分のお腹がどんな状態なのかチェックしてみましょう。
・下っ腹が出ている
・お腹全体が張っている、固いと感じる
・ブヨブヨで脂肪のあるメタボ腹
・便秘がちでスッキリしない
上記に当てはまるお腹の不調の場合、腸のぜん動運動が活性化されていない可能性があります。次に紹介するマッサージにぜひ挑戦してみてください。
■ベッドの上でできる「お腹痩せマッサージ」
寝る前にベッドの上でできる、お腹マッサージの方法をご紹介していきます。
(1)まずは、腹式呼吸から
まずはリラックスした状態を作れるように、「腹式呼吸」からスタートしましょう。
(1)胸を張り、腰を反りすぎないないようにベッドの上にあぐらの姿勢で座ります。あぐらの姿勢がつらい人は、ベッド上であお向けの状態で行ってみてください。
(2)鼻から息を大きく吸いながら、お腹を膨らませます。膨らませたまま5~10秒位キープします。肩はリラックスした状態です。
(3)口から息をゆっくり吐き出しながら、お腹をへこませていきます。
呼吸を意識しながら、お腹を膨らませたりへこましたりを10回くり返し行います。意識して行うことでより深い呼吸ができるようになり、リラックス効果も高まります。
(2)おへそを中心にマッサージ
続いて、マッサージを行います。
姿勢は引き続き、あぐらまたはベッドの上であお向けの状態で行います。
(1)手のひらを重ねてお腹に密着させます。
(2)少し強めに押しながら、おへそを中心に、自分から見て時計回りにくるくると円を描くようにマッサージを行います。
回数が少ないと胃腸への刺激が少ないため、10回以上行うのが理想です。
(3)横腹すっきり揉みほぐし
(1)横腹をつかむように、手(親指とそのほかの指で)を当てます。
(2)横腹を挟むようにしたら、両手でしっかりやや強めに揉みほぐします。ちょっと痛いかなと感じるくらいの強さで揉みほぐすことで、固くなった脂肪が柔らかくなります。血流も良くなります。
(3)揉みほぐした後は、腹筋を意識して左右にウエストをひねって脇腹を絞っていきます。ベッドの上に寝ている場合は、ウエストをひねるストレッチなどを取り入れてみてください。
以上、お腹、横腹を刺激して、便秘解消、お腹痩せも期待できるマッサージをご紹介しました。毎日続けて、翌朝の便通改善に導きましょう!
(ビューティー&ヘルスライター 町山町子)
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