夏は美と健康にとって厳しい季節です。紫外線の影響や疲れもあいまって、老化が加速してしまうことも。
そんなピンチは、豆腐で乗り越えましょう。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、「夏老け」を上手に避けるための、豆腐の意外で美味しい食べ方をご紹介します。
■「夏老け」に豆腐がいい理由
夏は連日の暑さに、つい口当たりのいい冷たい麺やアイスクリームといったものに手が出がちです。すると、健やかな体や肌のために欠かせないたんぱく質が不足してしまいます。
そこでおすすめは、たんぱく質を含む豆腐を取り入れること。
ひんやりとした豆腐料理なら、無理なく食べられることでしょう。加えて、肌の老化現象の予防が期待できるイソフラボンも摂れます。
■抗酸化作用のある「大豆サポニン」も摂れます
また、老化の原因のひとつに体内で生まれる活性酸素の影響がありますが、豆腐には抗酸化作用を持つ「大豆サポニン」が含まれています。
よって、老化を進ませる活性酸素の働きを抑えたり、除去したりすることで、アンチエイジングのサポートが期待できます。
■夏の老化を阻止する豆腐の意外な食べ方
(1)ヴィシソワーズ風・豆腐の冷製スープ
絹ごし豆腐で作る、ヴィシソワーズ風の冷たいスープです。食欲のないときにぜひ。
材料(作りやすい分量)
絹ごし豆腐 1丁
豆乳 100ml
玉ねぎ 1/2個
顆粒コンソメ 小さじ2
水 1カップ
塩、こしょう 少々
作り方
(1)玉ねぎは薄切りにし、鍋に水と顆粒コンソメと共に加えて、玉ねぎが透き通るまで煮ます。
(2)(1)に絹ごし豆腐を加えて、ミキサーでなめらかになるまで攪拌します。
(3)(2)に豆乳を注いで混ぜ、塩、こしょうで味を調えれば完成です。
(2)豆腐とレバーのペースト
夏は汗の量が増え、鉄分が体外に流れ出て不足気味になりがち。疲労感が起こる原因になるため鉄分補給も心掛けたいところ。豆腐の淡泊さで食べやすく仕上げたレバーペーストをどうぞ。
材料(作りやすい分量)
絹ごし豆腐 80g
鶏レバー 300g
セロリ 1/2本
玉ねぎ 1/4個
料理酒 100ml
顆粒コンソメ 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
塩、こしょう 適宜
作り方
(1)鶏レバーはひと口大に切って水にさらし、血抜きしておきます。
(2)セロリと玉ねぎはそれぞれみじん切りにしておきます。
(3)フライパンでオリーブオイルを熱し、(2)を炒めていきます。少し色が変わって来たら料理酒と顆粒コンソメを入れて、さらに炒めます。
(4)(3)に(1)を加えて火が通るまで炒め、水分が飛んで来たら火からおろします。
(5)(4)に絹ごし豆腐を加えて、ミキサーでなめらかになるまで攪拌し、塩、こしょうで味を調えれば完成です。
(3)豆腐の冷たいサラダ
ポテトサラダ風の味わいの、低糖質・高たんぱく質のサラダです。
材料(作りやすい分量)
木綿豆腐 1丁
きゅうり 1本
にんじん 1本
ゆで卵 1個
マヨネーズ 大さじ2
塩、こしょう 適宜
作り方
(1)木綿豆腐はしっかり水切りをしておきます。
(2)きゅうり、にんじんはそれぞれ千切りにしておきます。
(3)(1)とゆで卵は粗くつぶし、(2)とマヨネーズを加えて和え、塩、こしょうで味を調えれば完成です。冷蔵庫でひんやりと冷やして供します。
豆腐には上記で紹介したほかに、更年期の不調の予防・緩和の作用も期待できますので、まさに40・50代の食生活には必須といえます。この夏、豆腐で栄養補給しながらイキイキと元気にお過ごしください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※大豆 – わかさ生活
※イソフラボン – わかさ生活
※たんぱく質(プロテイン) – わかさ生活
※NHK 首都圏ナビ