夏は、冷たくのど越しの良い「そうめん」が美味しい季節ですね。
さっぱりとしているため、ヘルシーな感じがしてしまいますが、実は糖質の塊。単体で食べていると、糖質過多になってしまいますから、ダイエットを心がけている方は要注意です。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して19年の美養フードクリエイターである筆者が、そうめんのNGな食べ方、ダイエット中でもOKな食べ方をご紹介します。
■そうめんのNGな食べ方2つ
(1)麺ばかり食べる
そうめんの原材料は、小麦粉です。小麦粉は、糖質の多い食品。そのため、薬味程度のつけあわせで麺ばかり食べているのは、ごはんにふりかけだけで食事を終わらせてしまうのと同じです。
糖質は身体に必要な栄養素ですが、摂り過ぎた糖質は脂肪として蓄積されますから、麺ばかり食べることはやめましょう。
(2)あっという間に食べる
そうめんは、よく噛んで食べる食べ物ではありませんが、早食いは食べすぎの一因にもなります。
そうめんばかり食べず、合間に歯ごたえのある野菜や、飲み物を飲むなどして、時間をかけて食べるように心がけましょう。
■ダイエット中でも安心!ヘルシーなそうめんの食べ方3つ
(1)冷やし中華のイメージで野菜を添える
さっぱり食べたいそうめんは、ついつい薬味くらいで済ませてしまいますが、冷やし中華のイメージで、野菜を一緒に食べましょう。
キュウリや、カイワレ大根、豆苗、焼きナス、トマトなどを添えても美味しいですよ。
(2)海藻サラダを添える
海藻には、水溶性食物繊維がたっぷり含まれています。水溶性食物繊維は、一緒に食べたものの糖や脂肪の吸収を穏やかにするだけでなく、腸内で善玉菌のエサとなる働きもあます。
腸内環境を良い状態に保つことは、痩せ体質づくりには欠かせませんから、そうめんなど糖質の多い食事をするときには、海藻サラダを付け合わせに選びましょう。
(3)お茶を飲む
そうめん自体にも塩分が含まれていますし、そうめんの汁も塩分が濃いため、野菜をしっかり摂りながら食べると同時に、ルイボスティや麦茶など、ミネラルの豊富なお茶を一緒に飲みましょう。
夏は、汗で体内からミネラルが失われやすく、むくみやすい季節でもあります。むくみがとれるだけでも、ずいぶん身体はスッキリしますから、そうめんに限らず、濃い味を好む方は、食事と一緒にお茶を飲む習慣をつけましょう。
夏の風物詩でもあるそうめん。少し工夫をして、ヘルシーに美味しく楽しみたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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