日本人の国民食ともいえるおにぎり。様々な具材のチョイス次第では、手軽に美容サポートも期待できるビューティーごはんに変身します!
栄養士・ヘルシー料理研究家のfumieが、“アンチエイジングおにぎり”が作れる、若返り具材とレシピを紹介します。
■おにぎりの栄養価は具材次第
おにぎりは美味しくて、持ち運びもしやすくお弁当にも重宝します。
しかし、栄養的な面で見るとほとんどが炭水化物となり、決してバランスが良いとはいえません。
では、おにぎりは体に良くないのでしょうか?
結論から申し上げますと、そんなことはありません。具材次第でおにぎりは、美容にも健康にも嬉しいヘルシーごはんに大変身します。
■おにぎりのエイジングケアに◎な具材
「エイジングケアでは、内側からのケアも大切」と理解していても、仕事や家事で忙しい日々を送っていると、食べ物のことは後回しになりがちです。
そんな時こそ、おにぎりで手軽にアンチエイジングがオススメです。
ご飯との相性が良く、若返り成分が豊富な具材をご紹介します。
青じそ
青じそは、料理の中では脇役のように見えますが、立派な緑黄色野菜です。全ての野菜の中でもトップクラスの栄養価を誇ります。
特に、高い抗酸化作用で知られるβ‐カロテンが豊富に含まれています。
カルシウムも豊富に含まれており、女性ホルモンの減少と共に気になる骨密度の維持にも役立ちます。
胡桃
ナッツ類の油脂は体に良い脂質が多いですが、中でも胡桃には、魚の油脂と同じn-3系の脂肪酸である「αリノレン酸」が、非常に多く含まれています。
最近は「血管年齢」という言葉をよく耳にするようになりましたが、αリノレン酸には血管を柔らかくする働きがあるといわれています。
抗酸化作用の高いビタミンといわれるビタミンEも豊富に含まれているため、紫外線など老化の原因から守ってくれる働きも期待できます。
鮭
鮭に含まれるアスタキサンチンは、エイジングケア化粧品にも含まれるほどアンチエイジングに嬉しい働きがたくさんあるといわれている成分です。
優れた抗酸化作用があるのに加え、疲労回復や脂肪燃焼にも働きかけます。
皮には美肌の代名詞といっても過言ではないコラーゲンも豊富に含まれています。コラーゲンは肌の弾力の形成に欠かせない成分のため、摂取することでシワやたるみの予防・改善が繋がるとされています。
■簡単!若返りに◎なおにぎりレシピ2つ
アンチエイジングにおすすめの具材を使った、おにぎりレシピをご紹介します。簡単&美味なので、ぜひ作ってみてくださいね。
(1)鮭の塩麹焼きおにぎり
材料(1個分)
ご飯 100g
鮭 1/4切れ
青しそ 1枚
塩麴 小さじ1/2
みりん 小さじ1/4
ごま油 小さじ1/4
作り方
(1)鮭は皮付きのまま、塩麹、みりんと共にビニール袋に入れて、軽くもみ込みます。
(2)フライパンにごま油を熱し、(1)を両面焼きます。
(3)ご飯を三角形に握り、(2)を真ん中に入れます。最後に青じそを巻きます。
(2)胡桃味噌おにぎり
材料(1個分)
ご飯 100g
胡桃 15g
味噌 小さじ1
はちみつ 小さじ1/2
焼きのり 小1枚
作り方
(1)胡桃は粗みじん切りにします。
(2)味噌、はちみつ、(1)をよく混ぜ合わせます。
(3)ご飯を三角形に握り、真ん中に(2)を入れます。最後に焼きのりを巻きます。
誰もが好きな「おにぎり」でのエイジングケアなら、忙しい日々でも続けやすいのではないでしょうか。エイジングケアは継続が一番です。明日の食事やお弁当からでも、ぜひ取り入れてみてください。
(栄養士・ヘルシー料理研究家 fumie)
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