40・50代女性の深刻な悩みのうちの一つに「尿漏れ」があります。
最近では生理用品売り場におしゃれなパッケージの「尿漏れパッド」が置かれています。それだけ、必要とされているということですね。
健康運動指導士&介護予防運動指導員の筆者が、尿もれ対策におすすめな「骨盤底筋トレーニング」をご紹介します。
■尿もれ対策に◎!骨盤底筋群を鍛える「ショルダーブリッジ」
(1)仰向けになって膝を立て、両膝の間にバスタオルをクルクル巻いたものやクッション等を挟みます。両手はお尻の横へ置き、膝とつま先を正面に向けてください。
お腹を引き込み、背骨を長くするようなイメージで身体のセンター軸を意識します。
(2)鼻から息を吸って、口からゆっくり息を吐きながら、お尻を持ち上げていきます。お尻→腰→背中→胸の順番に背骨を一つずつ動かすイメージで持ち上げ、膝から肩までが一直線になるようにしましょう。
この時、膝が外に開きやすいので、内ももを意識して股関節から膝とつま先を前に向けてください。
(3)次に、息を吸って吐きながら、お尻を床に下ろします。今度は、胸→背中→腰→お尻の順に、背骨を一つずつ動かすイメージで行ってください。
(2)〜(3)の動作を8〜10回行ってください。最後にお尻を上げたら10秒キープして、ゆっくりとお尻を下ろして終わります。これを3セット行いましょう。
内ももにある「内転筋」と「骨盤底筋群」は連動して使われやすいため、内ももの筋肉を使うことは尿漏れ対策につながります。背骨を一つ一つ使う意識と共に、内ももを使って気になる尿漏れ対策を頑張りましょう!
(フィットネス美トレーナー MIKA)
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