筋肉は加齢とともに落ちやすく、それが脚の太見えの原因となることもしばしばあります。
現役パーソナルトレーナーである筆者が、脚が太見えする原因を解説し、自宅でできる簡単エクササイズをご紹介します。
■脚が太く見える原因は?
脚が太く見える要因には「むくみ」も該当しますが、根本的な原因は「運動不足」にあります。
全身の筋肉は、加齢によって徐々に低下します。とくに、脚の筋肉は落ちやすく、20代と比べると50代は10%以上減少する傾向にあるのです。
体脂肪は筋肉量が落ちた部位につきやすいため、脚は体の中でも要注意な部位といえます。
■脚の筋肉を鍛える!自宅で簡単「ソファースクワット」
脚の太見えを改善するためにも、以下で紹介する「筋肉量の増加につながる運動(筋力トレーニング:筋トレ)」を定期的に実施しましょう。
ソファーやイスを用意するだけで、脚の筋肉を鍛えられるエクササイズ「ソファースクワット」を紹介します。
(1)ソファーもしくはイスに脚の後ろ側(ふくらはぎ)をつけて立ちます。脚は肩幅程度に開き、つま先の角度を45度に調整します。
(2)手を頭の後ろに組みます。
(3)ソファーもしくはイスにお尻がつくまで、腰を落としてしゃがみます。
(4)お尻が座面についたら、(2)の体勢に戻ります。
(5)(2)~(4)を10回1セット、1日3セットを目安に行いましょう。
ソファースクワットは通常のスクワットと違い、降ろす位置が決まっているため、運動初心者の方でも実践しやすくなっています。
脚の筋肉を鍛える定期的な運動を、生活の中で習慣にして、「脚の太見え」を徐々に改善していきましょう。
(パーソナルトレーナー 渡邉 輝)
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